京都府の大山崎町、JR山崎駅から北に険しい山道を登った先にあるのが宝積寺です。
あまり認知度はありませんが、境内の三重塔、本堂周りの紅葉が綺麗な穴場スポット。
隣には紅葉が有名なアサヒグループ大山崎山荘美術館もあるので、移動時間ほぼなしで2つの紅葉スポットを訪れることができるのでおすすめです。
2025/11/26撮影









宝積寺は聖武天皇の勅願により行基を開山として創建、真言宗智山派の寺院です。
通称は宝寺で商売繁盛のご利益があります。
聖武天皇は夢に現れた龍神から打出と小槌を授かり祈願すると天皇に即位したとされ、724~729年に行基が創建、夢に出てきた打出と小槌を奉納、本堂には十一面観音を祀りました。
前身は行基が淀川に架けた山崎橋の橋寺として創建された山崎院という説もあります。
三重塔、十一面観音立像、閻魔王坐像などの寺宝を所蔵しています。
織田信長を討った明智光秀と、羽柴秀吉の戦いである「山崎の戦い」では宝積寺に秀吉の本陣が置かれたことで知られています。
| 住所 | 京都府乙訓郡大山崎町銭原1番地 |
| 拝観料 | 境内無料 本堂拝観は400円 |

