京都市の北部、京北にある常照皇寺は臨済宗天龍寺派の寺院です。
南北朝時代の北朝の初代天皇の光厳上皇が創建。
光厳天皇として即位するものの、後醍醐天皇が南朝を立てて天皇の座を譲位。
後に南朝に拉致され、奈良に幽閉されるなど、時代に振り回された悲劇の天皇でもあります。
幽閉中に出家し、禅宗に帰依、京都に戻ったのちに建立したのがこの常照皇寺です。
常照皇寺で修行をし、崩御するまでの間はこの地で過ごしたとされます。
光厳上皇自らが作庭したとされ、そのときに植えた九重桜は京都府の桜では唯一の国の天然記念物に指定されています。
他にも有名な桜があり、岩倉具視が京都御所の紫宸殿前の桜から枝分けされた左近の桜、戦乱で焼失した後に再興した後水尾天皇があまりの美しさに御車を返したと伝わる一重と八重が一枝に咲く御車返しの桜があります。
秋には山門周辺、方丈の裏山にある庭園の紅葉を鑑賞することができます。

































| 住所 | 京都市右京区京北井戸町丸山14−6 |
| 拝観時間 | 9:00~16:00 |
| 拝観料 | 500円程度 |

