桜シーズンが始まった3月下旬、ソメイヨシノの開花に先立って京都では枝垂れ桜が各地で見頃となっています。
今回は京都市のほぼ最西端、大原野という地域にある十輪寺にやってきました。
「十輪寺といえば平安時代の歌人である在原業平が晩年を過ごした場所であり、その由縁から庭園の枝垂れ桜は「なりひら桜」と呼ばれています。
2026/03/28撮影

境内に入ると真っ先に現れるなりひら桜。
桜自体は本堂右横の庭園、「三方普感の庭」に1本だけあるのですが、推定樹齢が200年ほどとかなりの規模。
高廊下の頭を超え、建物全体を覆い被すように桜が咲き誇っています。

本堂の右手から撮影


こちらが三方普感の庭から見るなりひら桜
廊下、茶室、御殿と異なる角度からこの庭を眺めるとそれぞれ見え方が変わって趣があるとか。
または立って、座って、寝転がってと、視線を変えて眺めるのも良いらしいです。
ちなみに管理人もこれらの写真は寝転がってかなり低い視点から撮影しています。



こちらの写真は境内奥から階段を上がって、塩釜に向かう道から撮影。
塩釜というのは在原業平が恋人のことを思って塩焼きを行ったとされ、十輪寺は恋愛祈願で訪れる人も多いようです。
本尊の延命地蔵菩薩は年に1度毎年8/23にご開帳されます。
お腹に巻かれた腹帯で染殿皇后が安産したことから腹帯地蔵とも称され、現在は子受、安産祈願のご利益で信仰を集めています。
| 住所 | 京都市西京区大原野小塩町481 |
| 拝観時間 | 9:00~17:00 |
| 拝観料 | 500円 |

