京都に訪れた時に皆さんはどんなグルメを求めていますか?
湯豆腐、天ぷら、蕎麦、和菓子などなど...
昔ながらの和を感じる和食を真っ先に頭に思い浮かべると思いますが、もちろんそれも京都の醍醐味です。
しかし京都在住の管理人は「ラーメン」をおすすめします。
京都のラーメン?薄口醤油のはんなり口当たりの良いラーメン?
と思った方はぜひ本場の京都ラーメンを堪能していただきたいです。
実はラーメン激戦区の京都
昔から大学が多い京都は、人口に占める大学生の割合が日本で一番となっています。
多くの大学生の胃袋を支えているのは、昔ながらの和食ではなく庶民的なラーメンになります。
今では全国展開している天下一品、餃子の王将、来来亭、横綱は京都が発祥です。
学生たちはあまりお金を持っていませんので、京都に多いちょっと敷居の高い和食は日常では口にせず、安いラーメンを日頃から口にするのでラーメン文化が根強く残っているからだと思います。
管理人もいまだに学生生活のときのような食生活をしていますから、安いラーメンは大好きです。
京都ラーメンの代表格 背脂チャッチャ系
京都のラーメンは大きく3つのジャンルに分かれ、本家第一旭を代表とする濃厚色の豚骨醤油ラーメン、来来亭を代表とするスープの表面に豚の背脂をふりかける背脂チャッチャ系、天下一品を代表とする濃厚な鶏ガラスープが特徴と鶏白湯が挙げられます。
京都の一般的なイメージであるあっさりとした味とはかけ離れたこってりな風味が実は京都のラーメンの特徴です。
管理人が最もおすすめするジャンルは背脂チャッチャ系と呼ばれるラーメンで、スープの表面に仕上げとして、豚の背脂をチャッチャとふりかけます。
京都では1949年創業の中華そばますたにが京都の背脂チャッチャ系ラーメンの発祥と言われています。
基本的にスープは鶏ガラ醤油なのでスープは醤油の香り豊かな香ばしさ、表面は背脂のまろやかさでスープがレイヤーに分かれて味わいが変化するのでそのギャップが癖になります。
京都一のラーメン激戦区一乗寺エリアの魁力屋本店
京都でラーメンを楽しむならぜひ訪れたい一乗寺エリアは天下一品の総本店を含め、数々のラーメン店がひしめく京都で1番のラーメン激戦区です。
昔ながらのチェーン店や、全国的にファンが多い二郎系、臭みの少ない女性向きのあっさり系など、様々なジャンルのラーメンを楽しめます。
管理人が好む背脂チャッチャ系ラーメンの中でも最も好んでいるラーメン屋が、2003年に創設された新しいラーメン屋である魁力屋です。
2024年現在で全国162店舗展開している有名なチェーン店になります。
管理人はイオンシネマ桂川で映画を観に行くときは必ずフードコートの魁力屋に行くことをポリシーとしているのですが、今回は初めて本店に訪れました。
本店は天下一品総本店の近くにあり、場所は一乗寺エリアの近くになります。
基本の特製醤油ラーメンを定食で注文
魁力屋ではラーメンとセットでお得に一品料理を注文することができます。
一番人気の定食は焼き飯定食で、醤油だれを使った香ばしい味わいです。
ラーメンの基本は特製醤油ラーメンで、プラスして味玉や九条ネギなどのトッピングも可能。
王道のメニューから外れ、味噌ラーメンもありますが管理人は醤油以外興味がないので食べたことはありません。
細かなカスタマイズは麺の硬さ、背脂の量、麺の量は注文可能です。
香り豊かな醤油スープと背脂のまろやかさが絶妙
到着した特製醤油ラーメンです。
スープの表面を埋め尽くす量の背脂、ネギ、チャーシュー、メンマが入っています。
そして各席にはネギとたくあんが常備されており入れ放題なのは本当にありがたい。
管理人はいつもねぎをドバッと入れています。
たくあんはラーメンには入れませんが、焼き飯や唐揚げと一緒に食べています。
ネギを大量投下した後です。
醤油スープは醤油特有の鼻に通るような感じではなく、大豆本来の旨みを引き出したマイルドさも感じられます。
麺は細麺でサクッと切れます。
序盤は背脂多めのまろやかなスープ、終盤はしっかりとした醤油と多段階に渡って味わいが変化するのが背脂チャッチャ系ラーメンの良いところです。
同じ背脂チャッチャ系でも醤油の風味の違いで各店大きく味わいが変わってくるので、いろいろなお店の食べ比べもおすすめです。
京都に来られた際はぜひラーメン巡りも楽しんでみてください。