三連休の最終日、2025/2/24は京都市内でも午前に大雪予報が発表されていました。
当日午前8時まではまったく雪の気配がありませんでしたが、8時半ごろから雪が降り始めたった30分ほどで北部に位置する実相院が雪化粧しました。
実相院門跡は、かつては天台宗の寺院で現在は本尊を不動明王とする単立寺院となっています。
門跡(もんぜき)とは皇族や公家が住職を務めたお寺のことで、一般の寺院より格式が高いとされています。
創建は1229年に公家の近衛基通の孫、静基僧正を開基として創建されました。

実相院は京都市内中心部よりかなり北に位置しており、場所としては駅伝大会の折り返し地点でもある京都国際会館の近く。
気温も市内より3度ほど低いので冬は市内が雪でなくても、実相院は雪が積もった。ということもよくあります。

この枯山水庭園は「こころのお庭」と呼ばれ、本日は雪で真っ白になっていますが、波打つような形の木造オブジェ、石、苔により日本の国土を表現しているそうです。
こころのお庭から遠くかなたには比叡山を望むことができるのですが、本日は雪のため見ることはできませんでした...


室内からもみじの木と、それが反射する床があるのですが、建物内部からの撮影になるので撮影不可となっています。
本日は降り続く雪がうっすらと白く床に反射する光景を見ることができました。


実相院では床もみじを含む、建物内部での撮影は禁止されています。
今回撮影した庭園のみ撮影可能となっています。
住所 | 京都市左京区岩倉上蔵町121 |
拝観料 | 大人500円 小・中学生250円 |
拝観時間 | 9:00~17:00 |
公式ホームページ | https://www.jissoin.com/ |