京都観光や、京都に住んでみてぶち当たる壁。それは神社や寺の読み方が全くわからないときがあること。
「分からない」と認知できているときもあれば、「知らぬ間に間違えた読み方で覚えていた」というパターンもあり、何かの拍子に恥を晒してしまうこともあります(管理人は経験あり)
今回は管理人視点で難読だなと思う神社と寺をまとめてみました。
有名どころもあるし、住んでみて初めて知るようなマニアックな場所までまとめているのでぜひ新たな発見をしてください。
寺
赤山禅院(せきざんぜんいん)

京都に住んで5年目にして初めて読み方を知った管理人。当然のように「あかやまぜんいん」と読んでいました。
ザ・神仏習合とも言える寺で宗派は天台宗。
本尊の赤山明神は天台宗の守護神でもあり、中国の東部の名山である泰山の神、泰山府君と同一神とされています。
都七福神まいりでは、福禄寿神の札所になっています。
狸谷山不動院(たぬきだにさんふどういん)

読み自体は難しくないですが、音読みなのか訓読みなのかイマイチ分かりにくいです。
真言宗修験道の大本山。この地の洞窟内には1249年から不動明王像が安置されており、1718年に木食正禅養阿上人によって開山。
剣豪の宮本武蔵が滝行をし、不動の精神を得た地でもあり現在も武蔵之滝が残っています。
上品蓮台寺(じょうぼんれんだいじ)

上品を「じょうぼん」と読むのは仏教用語が由来とされています。
極楽浄土の世界では生前に積んだ功徳の違いにより人は9つの段階に分類されます。これを九品(くほん)といい、内訳として上位3つの段階を上品上生(じょうぼんじょうしょう)、上品中生(じょうぼんちゅうしょう)、上品下生(じょうぼんげしょう)といいます。
聖徳太子が母の菩提寺として創建したとされ、応仁の乱後に豊臣秀吉の帰依を受けて12の子院を持つほどの大規模な寺院であったことから十二坊という名でも呼ばれています。
境内北側には源頼光の蜘蛛退治が由来の蜘蛛塚、平等院鳳凰堂の阿弥陀如来像を彫った定朝の墓、文化財では現在は京都国立博物館に寄贈の著色絵因果経を所蔵。
引接寺(いんしょうじ)
一般的には通称の千本えんま堂として知られている寺。
高野山真言宗で開基は、閻魔大王に仕えていたとされる小野篁。本尊は閻魔王。
5/1~5/4の閻魔堂大念仏狂言が有名。
智積院(ちしゃくいん)

初見だと「ちせきいん」と何気なく読んでしまいます。
智積院は真言宗智山派の総本山。学生僧の学寮として知られます。
長谷川等伯一門の国宝や重文の障壁画を多く所蔵し、隣接する宝物館で見ることができます。
泉涌寺(せんにゅうじ)

「涌」という文字を日常生活で見ないので読めません。
泉涌寺は真言宗泉涌寺派の総本山で、京都では1つの寺としては一番多くの皇族の御陵(25方)があります。別名は「御寺(みてら)」
境内の楊貴妃観音堂には楊貴妃観音が祀られており、縁結び、安産、美人祈願など女性からの信仰が深いです。
相国寺(しょうこくじ)

臨済宗の位を表す京都五山では第2位に位置する相国寺。
春と秋の特別公開では法堂の天井に狩野光信が描いた鳴き龍、開山の夢窓疎石像を安置する開山堂の庭園、方丈の襖絵を見ることができます。
清浄華院(しょうじょうけいん)

初見で読める人はおそらく0人。
京都の浄土宗の京都四箇本山のひとつ。
寺宝には国宝の仏画である阿弥陀三尊像、御影堂に安置される泣不動尊の物語を描いた泣不動縁起絵巻(重文)を所蔵しています。
仁和寺(にんなじ)

和暦に仁和があるので知っている人は読めます。創建も仁和4年。
真言宗御室派の総本山で世界遺産。
霊宝館では仁和寺の寺宝を見ることができ、国宝の阿弥陀三尊像や最古の医学書とされる医心方など数多くの国宝、重文を期間限定で公開します。
鹿王院(ろくおういん)
鹿で「ろく」という使い方があることをこの寺から学びました。
嵐電の駅名にもあり、観光地の嵐山からもすぐ近く。
足利義満は自身の延命を祈願して創建、10/15に源実朝が宋から得た仏牙舎利がご開帳されます。
勧修寺(かじゅうじ)
山科区の地名は勧修寺と書いて「かんしゅうじ」と読むのですが、寺院名だと「かじゅうじ」になる不思議な現象。
管理人は5年間ずっと読みを間違えていました。
愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)
「あたご」か「おたぎ」なのか間違いやすいです。
近くにある愛宕神社の読みは「あたご」、寺の愛宕念仏寺は「おたぎ」と読みます。
化野念仏寺(あだしのねんぶつじ)
「あだしの」はかつて葬送の地とされ、念仏寺のあたりは人骨で溢れかえっていたそう。
弘法大師空海はここに埋葬された人を祀るために建立した寺が起源です。
神社
首途八幡宮(かどではちまんぐう)

元は内野八幡宮という社名でしたが、源義経が奥州平泉に向かう際にここで道中の安全を祈願したことから、「首途」と呼ばれるようになりました。
首には「はじめ」、途には「みち」という意味があります。
新日吉神宮(いまひえじんぐう)

後白河上皇の法住寺殿の守り神として大津市の日吉大社の神を祀ったことが始まりです。
木嶋坐天照御魂神社(このしまにますあまてるみたまじんじゃ)

京都の寺社ではNo.1の難読。読みが難しいことに加えて文字数も多すぎます。
一般的には嵐電の駅名にもあるように「蚕の社」という通称で知られていますが、正式には木嶋坐天照御魂神社になります。
秦氏ゆかりの地であり、日本で唯一とも言われる三柱鳥居があることで有名です。
車折神社(くるまざきじんじゃ)

境内に芸能神社があることで知られており、テレビでも見るような芸能人が玉垣を奉納しています。
好きな芸能人の名前を探すのも醍醐味です。

