京都市東山区の古川町商店街の南側にある祇園白川ラーメン。
祇園白川といえば、辰巳大明神がある巽橋のエリアのことを指すこともあり、和風のラーメンか?と推測ができる。
実は管理人が住んでいる東山三条から徒歩で2分ほどに位置しているラーメン屋なのだが、2020年にここに来てから4年ほど一度も来店したことがなかった。
近くにある店ほど、いつでも行けるからとどんどん年月が経っていくものです。
今回は、自宅に大学時代の友人が来たことをきっかけに記念すべき初来店してきたので祇園白川ラーメンはどんなものか、紹介していく。

店がある古川町商店街はいつも人が少なくて寂しい印象があるが、祇園白川ラーメンは店の外で待っている人たちもたまに見かける。
店内はカウンターが9席、4人テーブルが1つとコンパクトということもある。
2019年にオープンしたので清潔感があり、ラーメン屋特有の暑苦しさは感じない。
注文方法は入口のすぐ左手の券売機ですきなラーメンを注文するシステム。メニューは看板商品の味噌ラーメン、中華そば、辛味噌ラーメンがメインで、唐揚げ、チャーシュー丼などのセットもある。
今回は初来店なので看板商品の味噌ラーメンをいただくことにした。

初見だと、京都では見たことがない印象。
チャーシューはかなり分厚く、ねぎかと思っていた青野菜は水菜だった。
あとはメンマとすりおろし生姜、キャベツ。
ラーメンでは稀有な組み合わせの具材で、スープも味噌なので非常にヘルシーだ。
ベースの味噌は一般的な味噌ラーメンの印象とは大きく違って、炙り味噌という表現が近いだろうか。香ばしい味噌の風味になっていておもしろい。
京都のラーメンといえばヘルシーとは無縁な背脂ちゃっちゃ系や豚骨醤油、天下一品のようなコッテリが主流だが、祇園白川ラーメンは観光客が抱く京都のラーメンのイメージにピッタリな気がする。
なお、店主は北海道の味噌ラーメン屋で修行をしたのち、京都に合うようにアレンジしたそうだ。
京都で食べてきたラーメンの中でも独自路線の祇園白川ラーメン。あまりにもインパクトが強くて記憶に残るラーメンだった。
店舗情報
住所 | 京都市東山区稲荷町北組567−26 |
営業時間 | 11:00〜16:00 17:00~22:00 |
定休日 | 月曜日 |
公式HP | https://gion-shirakawa.com |