京都市の北区西賀茂に位置する神光院は弘法大師空海が自ら彫った弘法大師像を本尊とする真言宗の単立寺院。
東寺、仁和寺とともに京都三弘法として親しまれます。
幕末期の歌人、大田垣蓮月は75歳からここで隠棲しており、茶室の蓮月庵が現存しています。
秋の時期は紅葉が見られるのですが、神光院はよくある観光サイトや雑誌には出てこない穴場のスポット。
今回訪れた2025/11/18は境内に誰一人いない中、美しい紅葉を独占することができました。

こちらは南の駐車場から見る山門。山門周りはすでに7~8割程度の紅葉でしたが色鮮やか。

山門右には厄除弘法大師道と書かれた石碑。
本尊の弘法大師像には厄除けの信仰があります。
石碑の左側には小さく、歌人蓮月尼隠棲乃地と書かれています。


境内東には池に囲まれた小さな社。
池の周りの紅葉はほぼピークの状態で真っ赤です。


アクセス
| 住所 | 京都府京都市北区西賀茂神光院町120 |
| 拝観料 | 無料 |

