初詣が終わった京都ではまだまだ賑やかさが収まりません。
1月10日は七福神の1人である恵美須の誕生日で、この日の前後は商売繁盛、五穀豊穣を祈願するえびす祭りがあちこちで行われます。
えびす祭りといえば日本三大えびすの1社が京都ゑびす神社であり、毎年数万人の参拝者が縁起物の福笹を求めて殺到します。
他には八坂神社の摂社である蛭子船巡航が有名です。
東山三条を守護する粟田神社の出世恵美須神社でもお祭りがあります。
出世恵美須神社についてサクッと紹介
出世恵美須神社には、天台宗の最澄が木彫りしたと言われる恵美須像を祀っており、毎年1/9~1/11の3日間が出世恵美須祭りとされ一般公開されます。
創建はいつかは不明なのですが、当時は三条蹴上に鎮座していました。
源義経が幼少期のころ牛若丸時代に父が平治の乱で戦死してしまい、奥州へ向かう際にこの恵美須像に源家の再興を祈願したと伝えられます。
500年以上前の土砂崩れで現在の神宮道のほうまで像が流れ、粟田神社の摂社として鎮座するようになったのは明治時代のことです。
御朱印
1枚300円で書置きのみの対応です。
粟田神社では通常時、出世恵美須の御朱印は授与していないのでおそらく1/9~1/11のお祭り期間中のみの授与だと思います。
御朱印をいただける場所
通常の授与所ではなく、出世恵美須祭りの福笹や縁起物などを授与するための仮設テントが粟田神社本殿手前に設置されており、そちらでの授与でした。
受付時間
9:30~17:00
参拝料
無料
アクセス・交通情報
電車 | 地下鉄東西線東山駅から徒歩7分 |
バス | 京都駅・阪急河原町を通る市バス5号系統に乗車し神宮道で下車後徒歩5分 |
車 | 専用駐車場なし |
自転車 | 専用駐輪場はありませんが、鳥居の側に駐輪スペースはありますので、数台はおかせてもらえるようです。 |