京都のうどんは麺はふんわり、薄味の出汁とネギやお揚げさんといった素朴なうどんの文化があります。
しかし、京都の中心部にある祇園ではそのイメージとは違ってカレーうどんで人気を集めている店があります。
京都でカレーうどんを目当てに来る観光客はほとんどいないと思いますが、今回紹介する「おかる」という店は祇園で飲んだ後や、仕事終わりの芸舞妓さんなど地元の人に人気です。
創業は1925年で、2025年は創業100周年。祇園エリアの四条通を1本北に入ったところの富永町にお店があるためアクセスは抜群。
飲み屋街の中心に位置しているため、深夜2時まで空いています。


店内は壁びっしりに芸能人や芸舞妓さんのサインが。
座ったテーブルの真横には京都の高校に通っていた宮川大輔さんのサインが目につきます。

現在は閉館しましたが、つい最近まで営業していた吉本興業の芸能人が多い印象でプロ野球選手のサインもありました。
おかるはかなり混雑するお店で待ち時間はどうしても発生してしまいますが、待ち時間にサインを眺めるだけでもかなり楽しいです。

こちらがメニューです。おかるの名物はチーズ肉カレーうどんです。
他のメニューもほとんどがカレーうどん関連で、半分近くがチーズ入りです。ここまでカレーうどんの種類が多い店も珍しい。
今回は名物のチーズ肉カレーうどんを注文しました。

さて到着しました。
見た目はいたって普通で、具材としては青ネギ、牛肉、チーズのシンプルな構成。

それでは実食。まず一番の感想としてはスープのあんかけがトロトロで、とろけるチーズとの相性が完璧。
そしてちょっと香ばしいカレーと和風出汁によってキレがある味わいで、牛肉にもたっぷりと旨みが染み込んでいて、なにより牛肉が肉厚なのにとても柔らかくて驚きました。
麺も柔らかめなので、使われているすべての食材が柔らかく統一されている感じがします。
それを考慮するとたしかに京都人にウケが良いのは納得。飲み会後のしめに来るのも良いかもしれません。
店舗情報
| 店舗名 | 京都祇園おかる | 
| 所在地 | 京都市東山区富永町132 | 
| 営業時間 | 11:00 〜 15:00 17:00 〜 2:30(金土は3:00まで)  | 
| 定休日 | 不定休 | 
																	
					
					
					
					
					
					
					
					
					
					
					
					
					
					
					
					
					
					
					
					
					
					
					
					
					
					
					
					
					
					
	
	
