ギャラリー 紅葉

2025/12/3

京都府大山崎町 山崎聖天(観音寺)の紅葉

JR山崎駅から北に進むと見えてくる天王山登山口。この場所に山崎聖天はあります。 この坂道を登ると見えてくるのが稲荷神社。もみじと銀杏が綺麗な場所です。 2025/11/26撮影 銀杏はまだ緑っぽいですが、落葉したときは綺麗な銀杏の絨毯が見れるスポットらしいです。 仁王門を通り急勾配の階段を登って振り返るとこんな絶景が 階段を登り切ると境内へ 右側が本堂で、その左に聖天堂。 山崎聖天は正式には観音寺といい、899年に宇多上皇の開基とされ建立された真言宗の単立寺院です。 1682年に大阪の勝尾寺から大聖歓喜双 ...

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ギャラリー 紅葉

2025/12/1

京都府大山崎町 宝積寺(宝寺)の紅葉 大山崎山荘美術館の隣にこんな穴場が!?

京都府の大山崎町、JR山崎駅から北に険しい山道を登った先にあるのが宝積寺です。 あまり認知度はありませんが、境内の三重塔、本堂周りの紅葉が綺麗な穴場スポット。 隣には紅葉が有名なアサヒグループ大山崎山荘美術館もあるので、移動時間ほぼなしで2つの紅葉スポットを訪れることができるのでおすすめです。 2025/11/26撮影 宝積寺は聖武天皇の勅願により行基を開山として創建、真言宗智山派の寺院です。 通称は宝寺で商売繁盛のご利益があります。 聖武天皇は夢に現れた龍神から打出と小槌を授かり祈願すると天皇に即位した ...

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ギャラリー 紅葉

2025/11/30

京都府長岡京市 長岡天満宮 錦景苑の紅葉ライトアップ

長岡京市にある長岡天満宮。本殿の南東に位置する庭園「錦景苑」に紅葉があり、ライトアップが行われます。 2025年は11/15~12/7まで。 参道では300基もの行灯が照らされる京都西山・長岡天満宮花灯路も開催されています。 2025/11/29撮影 5月は霧島躑躅で有名な場所から 本殿に向かう参道の両脇に行灯。優しい灯りで照らされています。 錦景苑入り口に到着。すでに庭園から溢れるような紅葉が見えます。 この日は土曜日でしたが、人は10数人程度。タイミングによってはほぼ貸切状態でした。 石橋を渡った先か ...

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ギャラリー 紅葉

2025/11/29

京都市東山区 粟田神社の紅葉

京都市東山区の粟田神社。管理人の氏神神社でもあります。 粟田神社の創建は876年、素盞嗚尊を御祭神としています。 近隣の八坂神社と同じ素盞嗚尊を祀る縁で、八坂神社で祇園祭が一時中止になった時期には粟田神社の粟田祭りを持って祇園祭の代わりにしたこともあります。 粟田神社に面する三条通りは東海道五十三次の西端であり、京都からの旅立ちの前に粟田神社を参拝し旅の安全を祈願していたと伝えられています。 現在も厄除、病除けに加えて旅行安全のご利益を求めて参拝する方が多いようです。 秋の紅葉は坂道がある参道を取り囲むよ ...

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ギャラリー 紅葉

2025/11/29

京北エリア 常照皇寺の紅葉

京都市の北部、京北にある常照皇寺は臨済宗天龍寺派の寺院です。 南北朝時代の北朝の初代天皇の光厳上皇が創建。 光厳天皇として即位するものの、後醍醐天皇が南朝を立てて天皇の座を譲位。 後に南朝に拉致され、奈良に幽閉されるなど、時代に振り回された悲劇の天皇でもあります。 幽閉中に出家し、禅宗に帰依、京都に戻ったのちに建立したのがこの常照皇寺です。 常照皇寺で修行をし、崩御するまでの間はこの地で過ごしたとされます。 光厳上皇自らが作庭したとされ、そのときに植えた九重桜は京都府の桜では唯一の国の天然記念物に指定され ...

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ギャラリー 銀杏

2025/11/29

頂妙寺の銀杏

頂妙寺の場所は川端仁王門通に面しており管理人の自宅から徒歩10分、洛中に向かうときには頻繁に通る道にあります。 仁王門通から仁王門に入ると本堂の両側にある大きな銀杏が見えてきます。ちなみに仁王門通の由来になったのはここ頂妙寺の仁王門だと言われています。 写真を撮ると本堂と2本の銀杏が綺麗に収まるので、カメラマン界隈では知る人ぞ知るスポットになっています。 頂妙寺は日蓮宗京都十六本山のひとつで1473年に細川勝益の寄進により日祝を開山に創建されました。 書院では俵屋宗達の牛図(重要文化財)を所蔵し、山門右手 ...

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山科聖天紅葉251128-6

ギャラリー 紅葉

2025/11/29

京都市山科区 双林院(山科聖天)の紅葉 参道の紅葉のトンネルが絶景の穴場スポット

毘沙門堂の左側の道を進むと山科聖天という小さな寺院が見えてきます。 毘沙門堂は紅葉の名所として多くの人が訪れますが、山科聖天まで行く人がごく僅か。 しかし実際に行くと小さな境内に凝縮された紅葉に圧倒されます。 鳥居から山門に続く参道の両脇には紅葉のトンネルが形成されており、山門右手の階段から見下ろすように撮影すると視界いっぱいに紅葉をとらえることができます。 朝早い時間に行くとこの光景を独り占めも!? 山門右手の階段を登って登山道に入ります。そこから山門を見下ろしてみると...そこには紅葉の絶景が広がって ...

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毘沙門堂紅葉251128-13

ギャラリー 紅葉

2025/11/29

雨上がりの敷紅葉が圧巻! 毘沙門堂の紅葉

毘沙門堂で有名な紅葉撮影スポットが、無料エリアにある勅使門に続く階段です。 勅使門は天皇または天皇の遣いである勅使しか通ることができない門ですが、階段までは一般人も入ることができます。 毘沙門堂の拝観時間が始まるとこの階段にも人がちらほらやってくるので、無人で撮影するには朝の7~8時の早い時間帯にいきましょう。 紅葉のピークが去り、雨が降った翌日はかなり落葉するので階段に落ちた敷き紅葉が見られます。 毘沙門堂は正式には出雲寺と呼ばれ、天武天皇の勅願により703年に建立。 鎌倉時代に太秦の平等寺、五辻の尊重 ...

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ギャラリー 銀杏

2025/11/27

京都市の北部で見れる銀杏の絨毯 岩戸落葉神社

京都市内中心部から車で40分ほど。小野郷という小さな町の神社にある巨大な銀杏。 近年はこの光景を撮影しようと、朝早くからカメラマンたちが訪れるほど人気のスポットになっています。 小規模な神社の境内に3本ほどの大きな銀杏が重なるように成長しているため、まるで1つの巨大な銀杏のように見える点がここのすごいところ。 特に銀杏が落葉しているときは頭上も足元も黄金色に染まるためとてもこの世とは思えない幻想的な世界が広がります。 落葉神社について、創建は平安時代前期にもともとは天津石門別稚姫神社の岩戸社、堕川神社の落 ...

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ギャラリー 紅葉

2025/11/30

京都府八幡市 善法律寺の紅葉 ライトアップあり

八幡市にある善法律寺は律宗の寺院 本尊の僧形八幡大菩薩は明治時代の神仏分離が行われる以前に石清水八幡宮で祀られていました。 創建は1257~59年、善法寺宮清により建立、宮清の曾孫である良子は足利義満の母だったことから足利将軍家からの信仰を集めました。 紅葉寺と呼ばれるように、秋は紅葉が美しい。 2025/11/29撮影 11/29と11/30の2日間限定で紅葉のライトアップ 2025/11/23撮影 この日はまだ紅葉の進みは3~4割程度。 ただ狭い境内に凝縮されているのでかなり綺麗でした。 住所京都府八 ...

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大御堂観音寺紅葉-20

ギャラリー 紅葉

2025/11/25

京都府京田辺市 大御堂観音寺の紅葉 国宝の十一面観音の公開も

京都府京田辺市の紅葉の名所、大御堂観音寺は真言宗智山派の寺院。 京田辺市普賢寺下大門という住所に位置するのですが、この「普賢寺」が744年からの寺院名であり1437年には諸堂13、僧坊20もの大寺院でした。 しかし度重なる火災で建物のほとんどを焼失し、現在の大御堂(本堂)だけが再建されました。 大御堂に安置される十一面観音立像は国宝で、奈良時代の作の木心乾漆造。 秋には本堂への参道脇、庭園周りが美しく紅葉します。 今回は日中とライトアップのそれぞれを鑑賞してきました。 2025/11/23撮影 ライトアッ ...

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ギャラリー 紅葉

2025/11/25

京都府京田辺市 酬恩庵(一休寺)の紅葉

日本昔ばなしでお馴染みの一休さん。 酬恩庵は一休さんが晩年を過ごした地です。 かつては1288年~1293年に建立の妙勝禅寺。その後荒廃しましたが、1456年に一休が妙勝禅寺を再興、草庵の酬恩庵を結んだことから後に一休寺と呼ばれるようになります。 一休の没後は廟所、1504年~1521年に本堂が建立されました。 境内の全体的に紅葉を見ることができ、京都市内より1週間ほど早く見頃を迎えます。 駐車場から境内に向かう道ではさっそく子ども時代の一休さん?が出迎えてくれます。 山門からは境内の紅葉が溢れ出す感じに ...

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神應寺紅葉-1

ギャラリー 紅葉

2025/11/25

京都府八幡市 神應寺の紅葉 石清水のケーブルカーと紅葉のコラボが貴重

神應寺は、石清水八幡宮を創建した行教により応神天皇の位牌所として開創された、現在は曹洞宗の寺院。 明治の神仏分離では石清水八幡宮がある男山の仏教施設が廃止され、その際に開山堂に祀られていた行教像は行教の墓地がある神應寺に移されました。 そんな神應寺ですが、秋は紅葉が美しいスポット。 特に珍しい光景が、境内北側から石清水八幡宮参道ケーブルと紅葉のコラボ。 駐車場から階段を登ると書院が見えてきます。 梵鐘と書院 北側の細道を進むとケーブルが見えるスポットです 紅葉の額縁に入ったケーブルカー 住所京都府八幡市八 ...

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ギャラリー 紅葉

2025/12/1

清水寺の奥地にこんな紅葉の穴場スポット 鳥辺野の清閑寺の紅葉

清閑寺は清水寺の子安塔の裏道からも行くことができ、平安時代の風葬の地であった鳥辺野に位置する寺院。 その名残なのか、清閑寺に隣接するように六条天皇陵、高倉天皇陵もあります。 この陵の右手にある階段から清閑寺に行くことができます。 2025/11/30撮影 2025/11/22撮影 境内はまだ紅葉の色づきは3割程度でしたが、狭い境内にもみじの木が凝縮されているのでかなり綺麗に見えます。 これが7割程度進むとかなりの見応えなのでは...と思います。 梵鐘横の紅葉はすでにピーク 本堂から山門を眺める。日が当たり ...

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将軍塚紅葉-16

ギャラリー 紅葉

2025/11/22

青蓮院門跡将軍塚青龍殿の紅葉

京都市東山区の東山山頂に位置する青蓮院将軍塚青龍殿は平成26年に、青蓮院門跡が所蔵する国宝 青不動を祀るために建立されました。 青不動を祀る青龍殿に隣接し、清水の舞台の数倍の大きさの舞台があり、京都市内を一望することができます。 青龍殿が建立する前から、平安遷都の際に桓武天皇が築いた将軍塚があります。 桓武天皇は今の京都、平安京の遷都を決める際に和気清麻呂と一緒にこの地を訪れ、将軍の像に甲冑を着せ埋めて平安京の安泰を祈ったとされます。つまり平安京はこの場所から始まったとも言えます。 将軍塚の周辺は枯山水庭 ...

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ラーメン横綱

グルメ ラーメン

2025/11/22

京都発祥でまろやかな豚骨醤油が特徴のラーメン横綱

京都のラーメンというと、背脂チャッチャ系、豚骨醤油、天下一品のようなこってり...とさまざまなジャンルが存在する。 ラーメン横綱は昭和47年に京都市の吉祥院の屋台から始まり、現在は京都のみならず大阪、東海地方、関東にも数店舗出店していて、ラーメンの特徴としては京都らしい豚骨醤油ベースのラーメン。 今回訪れた店舗は伏見区の醍醐店。幹線道路に面しているので駐車場も多く、店舗も大規模。 こちらはメニュー。ほとんどが豚骨醤油ベースのラーメンになっている。 今回はチャーシューメンの並を注文。チャーシューメンで880 ...

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ギャラリー 紅葉

2025/11/20

京都 醍醐寺の紅葉 弁天池に反射する弁天堂と紅葉のコラボレーションが美しい

京都市伏見区の醍醐寺は真言宗醍醐派の総本山。 上醍醐と下醍醐からなる広大な敷地を有する寺院です。 一般的に観光客が多いのは下醍醐で、国宝の五重塔、金堂などの伽藍がある場所、上醍醐は1~2時間の登山が必要なほどの山上にあり、ここにも国宝の薬師堂や清瀧宮拝殿といった諸堂が点在します。 豊臣秀吉の醍醐の花見として有名な場所で、京都でも随一の桜の有名スポットですが、秋はもみじと桜の紅葉を鑑賞することができます。 紅葉では弁天池の水に反射する弁天堂と紅葉を画角に収める構図が人気です。 総門と西大門の2つの門を通り抜 ...

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栄摂院紅葉-1

ギャラリー 紅葉

2025/11/19

金戒光明寺塔頭 栄摂院の紅葉 真っ赤な色づきが特徴

金戒光明寺の本堂の左奥から3分ほど進むと、小さな門の奥に燃え盛るような真っ赤な紅葉を見ることができます。 それが栄摂院というお寺。金戒光明寺の塔頭で普段は非公開ですが秋の紅葉の時期は庭園が公開されます。 金戒光明寺の付近は南禅寺や真如堂、永観堂など紅葉の名所はずらりと揃っているのですが、栄摂院は紅葉の色づきレベルでいうとこの付近では一番だと思っているほどです。

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実相院御朱印紹介

御朱印

2025/11/19

床もみじで知られる実相院の御朱印

2025/02/24の雪降る京都市内。 市内中心部はさほど積雪はしなかったものの、左京区岩倉の実相院では数cmの積雪が見られました。 実相院はカメラマン界隈では床に反射する床もみじの寺として有名な寺ですが、今回は床雪もみじを鑑賞しに行ってきましたので御朱印もいただきました。 目次 実相院についてサクッと紹介御朱印御朱印をいただる場所受付時間拝観料アクセス・交通情報関連記事実相院についてサクッと紹介 実相院は天台宗単立寺院で皇室の子弟が入寺した門跡寺院で創建は1229年。 当初は上京区実相院町にありましたが ...

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相国寺紅葉-2

ギャラリー 紅葉

2025/11/29

開山堂の庭園や美術館前の紅葉が美しい相国寺

相国寺は臨済宗の京都五山の第2位の寺院で、足利義満が夢窓疎石を開山に迎えて創建されました。 通常は境内のみの公開ですが、春と秋の一部期間のみ法堂、方丈、開山堂が特別公開されます。また、隣接する相国寺承天閣美術館もおすすめ。 法堂は狩野光信作の蟠龍図や本尊の釈迦如来、方丈では原在中らの襖絵、開山堂では開山の夢窓疎石像と前庭の龍淵水の庭があります。 龍淵水の庭は臨済宗特有の枯山水庭園、周りは紅葉で囲まれています。 他の京都五山の南禅寺、天龍寺、東福寺は特に紅葉の名所で有名ですが、相国寺は全く混雑することなく落 ...

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神光院紅葉-2

ギャラリー 紅葉

2025/11/18

京都三弘法の一つ 神光院の紅葉 境内は無人の穴場スポットでした

京都市の北区西賀茂に位置する神光院は弘法大師空海が自ら彫った弘法大師像を本尊とする真言宗の単立寺院。 東寺、仁和寺とともに京都三弘法として親しまれます。 幕末期の歌人、大田垣蓮月は75歳からここで隠棲しており、茶室の蓮月庵が現存しています。 秋の時期は紅葉が見られるのですが、神光院はよくある観光サイトや雑誌には出てこない穴場のスポット。 今回訪れた2025/11/18は境内に誰一人いない中、美しい紅葉を独占することができました。 こちらは南の駐車場から見る山門。山門周りはすでに7~8割程度の紅葉でしたが色 ...

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京都 川床 よし菜

会席

2025/11/7

価格の安さと日本酒のチョイスが最高 先斗町よし菜の川床

京都の夏の風物詩、川床 京都市内の東を流れる鴨川沿いに、高床式のテラスを設置して納涼を楽しみながら美味しいディナーを堪能できます。 管理人は今回が川床デビューです。夏の時期は先斗町を通るとお金持ちが優雅なディナーしてるな〜と思っていたのですが、調べていると6000~7000円程度のお店もかなりあり、想像してたより安く利用できることがわかりました。 今回は「よし菜」という会席料理のお店をチョイス。値段もリーズナブルで、日本酒のセレクションが私好みでどの店舗よりも輝いて見えました。 ※川床はどの店舗も人気であ ...

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麺屋EDITION 京都背脂醤油ラーメン

ラーメン

2025/11/6

京都背脂チャッチャ系ラーメンの新鋭 麺屋EDITION木屋町店

京都のラーメンと聞いて、どんな味を想像しましたか? 京都はだし巻きや、料亭で使われるような和風出汁がアクセントのあっさり系の味を想像しませんでしたか? 実は京都のラーメンはあっさりとは正反対のこってり系の勢力が強く、日本を代表するチェーン店の天下一品、餃子の王将は京都が発祥なんです! こってりラーメンも主流ではありますが、京都ラーメンの他の特徴としては鶏ガラ醤油や、豚骨醤油をベースにしたスープの上に、豚の背脂を大量に乗せる「背脂ちゃっちゃ系」もあります。 実は管理人は、背脂チャッチャ系ラーメンをこよなく愛 ...

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祇園おかるのカレーうどん

うどん

2025/11/4

京都でカレーうどん!? 「祇園おかる」は京風にアレンジされたカレーうどんが絶品だった

京都のうどんは麺はふんわり、薄味の出汁とネギやお揚げさんといった素朴なうどんの文化があります。 しかし、京都の中心部にある祇園ではそのイメージとは違ってカレーうどんで人気を集めている店があります。 京都でカレーうどんを目当てに来る観光客はほとんどいないと思いますが、今回紹介する「おかる」という店は祇園で飲んだ後や、仕事終わりの芸舞妓さんなど地元の人に人気です。 創業は1925年で、2025年は創業100周年。祇園エリアの四条通を1本北に入ったところの富永町にお店があるためアクセスは抜群。 飲み屋街の中心に ...

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イベント

2025/11/3

現在開催中 京都モダン建築祭で周ったスポットを全て紹介

京都モダン建築祭は、京都市に数多く存在するモダン建築を巡るイベントで、有料パスポートを一度だけ購入することで期間中は各スポットが周り放題になります。 モダン建築の公開の他、講演会やツアーガイドなどの様々なイベントも行われます。 2025年は11/1~11/9の日程で行われています。 目次 京都市役所本庁舎先斗町歌舞練場京都市学校歴史資料館(元開智小学校)高倉会館東本願寺視聴覚ホール顕道会館元淳風小学校龍谷大 大宮学舎国立博物館明治古都館京都市役所本庁舎 京都市登録有形文化財に指定の京都市役所本庁舎は関西で ...

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寿司

2025/11/3

京都で独自に発展した鯖寿司 東福寺エリアのいづ松に行ってきた

京料理の一つである鯖寿司は、家庭内で祭りや行事ごとのときに作り、親戚やご近所さんとともに祝うしきたりがあります。 近年は家庭内で作ることも少なくなっていますが、京都には鯖寿司を提供する寿司屋がいくつかあります。 まず鯖寿司についてですが、昔の京都では地形的に海がないため海産物は福井の若狭湾からの輸送されていました。 しかし生魚は腐敗がしやすいため、とれた鯖を塩でしめて塩鯖の状態で保存性を保ちながら若狭から京都へと運ばれます。これを美味しく食べるために改良されたのが塩鯖を酢でしめて寿司にしたことが鯖寿司の始 ...

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一乗寺珍遊

ラーメン

2025/11/3

京都ラーメンの激戦区 一乗寺の珍遊に行ってきた 王道の背脂チャッチャ系

ラーメンの激戦区京都。観光客は京都はラーメンが有名だという認識がない方が多く、さらに京都ラーメンは薄味であっさり。という偏見をお持ちかもしれません。 実は京都のラーメンは薄味あっさりとはかけ離れており、本質は天下一品を代表とするドロドロのスープ、豚骨醤油や鶏ガラ醤油スープに背脂を振りかけた背脂チャッチャ系と呼ばれるラーメンが主流になります。意外と味噌ラーメンはありません。 京都のラーメンが有名なエリアとしては京都市左京区の北白川〜一乗寺エリアになり、この周辺には京都を代表する有名チェーンの天下一品や魁力屋 ...

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イベント

2025/11/1

NAKED meets 二条城 2025 観月 公開初日に行ってきた

2025年秋に開催の二条城のライトアップイベント、NAKED meets 二条城 2025 観月に行ってきました。 公開初日の10/31はあいにくの大雨で人もまばらでしたが、その分ゆったりと鑑賞することができました。 明月の径二の丸手前にあった巨大な月のオブジェ 夜にライトアップされた二の丸非日常な光景です 二の丸の障子に昔の日常の光景が映し出されていました。まるで本当に二の丸の中に人が入っているかのようです。 二の丸庭園こちらも普段は昼間の明るい時しか見れないので貴重です 二の丸の内堀にて十三夜月華・「 ...

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イベント

2025/11/1

京都西山竹あかり~幻想夜2025~ 善峯寺で2025年10月31日より開催

京都西山竹あかり~幻想夜2025~は、西山エリアの寺社において、放置竹林を使ったライトアップイベントです。 今年は大歳神社、楊谷寺、善峯寺で行われ、管理人は善峯寺の内覧会で一般公開より一足早く鑑賞してきました。 天然記念物の遊龍の松で知られる善峯寺では本日10/31から開催されます。 山門 来月11月には真っ赤に染まる紅葉 本堂前の階段から山門を見下ろす 本堂 多宝塔 国の天然記念物の遊龍の松 善峯寺2025/10/31~11/03、11/08~11/0918:00~20:30(受付は20:00まで) 拝 ...

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2025/10/28

徐々に再興が行われているかつての大祭、北野祭2025

北野祭と聞いてあまり馴染みのない響きだと感じる方が多いと思います。 北野祭は987年に一条天皇が勅使を遣わして行った祭典が起源の京都でも屈指の大祭でした。 しかし応仁の乱により祭礼が途絶えるだけでなく神輿も1基焼失することになり、祭礼は明治元年まで中断されていました。 祭典は再開はしたものの、本来の北野祭りという形にまでは復興できず、氏子を中心とした秋の収穫を感謝する瑞饋(ずいき)祭として行われてきました。 しかし、かつての北野祭を再開すべく2027年には焼失していた神輿を再興し、北野祭 神幸祭・還幸祭と ...

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京都 祇園祭前祭 山鉾紹介

長刀鉾

長刀鉾

山鉾巡行の順番が予め決まっているくじ取らずの山鉾で前祭の先頭を巡行する。
唯一、生稚児が乗る山鉾で注連縄切りを行う。
鉾先の長刀は疫病邪悪を祓う意味が込められており、かつては平安時代の刀鍛冶である三条鍛治宗近が八坂神社に納めたものを取り付けられていた。
刀の向きは決して神様がいる八坂神社に刃先が向かないように南向きに取り付けられている。

月鉾

月鉾

月読尊を祀っていることから月鉾と呼ばれている。
最も背が高い山鉾で、稚児人形の名は「おとまろ」
鉾先には三日月があり、装飾は月と水に関係するものが多い。
屋根や浴衣の柄には八咫烏が描かれている。
前懸はインド17世紀のムガール王朝時代のもの。

函谷鉾

函谷鉾

くじ取らずの山鉾で、稚児は明治天皇の后の実兄をモデルとした人形の「嘉多丸」を乗せている。
鉾名の由来は、中国の孟しょう君が秦の国に追われて函谷関に差し掛かったとき家来に鶏の鳴き真似をさせて門を開かせ難を逃れたという故事に由来する。
鉾先の三日月と山形で、山の中の闇を表現している。
真木の上部にもうしょうくん、下には鶏が祀られている。
前懸は「イサクに水を供するリベカ」を描いたタペストリーで重要文化財(巡行には複製品を使用)。
鉾の後ろは密教経典や弘法大師の書物由来の文字があることから、鉾自体にキリストと密教が混在していることになる。

鶏鉾

名前の鶏らしさは鉾にはなく、稚児人形にも名前がない。
引き手が頭に被る傘が赤いのは鶏のトサカに由来すると言われている。
天王座には航海の神である住吉明神が祀られている。
後方のタペストリーは16世紀のベルギー製で、叙事詩「イリアス」の一場面を描いたもの。

船鉾

後祭の大船鉾と似ているが、前祭は「出陣船鉾」、後祭は「凱旋船鉾」と呼ばれる。
船鉾の形は軍船をモチーフとしている。
御神体の神巧皇后は今では安産の神として信仰されている。
船首の鳥は想像上の水鳥で、大舵には龍、船体には青海波と龍が描かれている。

木賊山

世阿弥作の謡曲「木賊」が由来の山。
さらわれた子が成長し、父親に会うため信濃へ行き、宿を借りるために話しかけた老人が実は父親であったと気づく話。
山では子をさらわれた老人が木賊を刈る光景を表現している。

綾傘鉾

傘を開いた形をしている。
巡行では棒振り囃子を演奏する。これには疫病退散の願いが込められている。
6人の稚児も歩いて巡行に参加する。

油天神山

油天神山

名前は油小路綾小路にある天神が由来。
天明の大火後に尽力した風早家伝来の天神像を御神体としている。
山の正面に鳥居、社殿に紅梅がある。
群青色の空に鷹が舞う姿を描いた「翔鷹千花図」が描かれている。

伯牙山

琴の達人である伯牙が友人の死を嘆き、琴の弦を切って二度と琴を弾かなかったという中国の故事が由来。
伯牙が琴を壊そうとマサカリを手にしている光景を山で表現している。
懸装品は全てが中国にちなんだものを使用している。

蟷螂山

屋根にかまきりを乗せていることから「かまきりやま」として親しまれている。
このかまきりは車輪に合わせて顔を傾けたり羽根を広げたりするからくりがある。
南北朝時代、公卿が足利軍に「蟷螂の斧」のような戦いを挑み戦死したことを恨み、1376年に公卿の御所車に蟷螂を乗せて巡行したことが始まりとされる。

放下鉾

鉾先は「洲浜」とも言われており、日、月、星が下界を照らす光景を表現している。
真木中央の天王座と呼ばれる場所に「放下僧」という技芸に秀でた僧を祀っていることから芸事に関係が深い。
稚児人形は「三光丸」という名前で巡行時に稚児舞が行われる。
懸装品には「バグダッド」という羽根を広げた白いフクロウが描かれている。

岩戸山

くじ取らずの山鉾で22番目に巡行する。
見た目は長刀鉾や函谷鉾のような形ですが、屋根に松があるため曳山に分類される。
御神体は天照大神と手力雄尊、伊奘諾尊の三体。
伊奘諾尊は巡行時に屋根に乗る。御神体が屋根に乗るのは岩戸山が唯一。

山伏山

平安時代の浄蔵貴所が、八坂の塔の傾きを特殊な能力で元に戻したり、亡き父を蘇らせたという話が伝えられている。

孟宗山

筍山とも呼ばれる。
中国の史話「二十四孝」由来で、親孝行の孟宗が病気の老母に好物の筍を食べさせたい一心で、真冬に筍を掘り当てた光景を表現している。
この筍を食べた老母は病が治ったそうです。
松についている綿は真冬の雪を表現したもので、粽にも綿があしらわれている。

太子山

聖徳太子を祀る山で松ではなく杉を立てている。
四天王寺建立のため自ら杉の木を伐った話に由来する。
巡行には山の後に荷茶屋が続く。
聖徳太子ゆかりの山なのでお守りは知恵や学業に関するものが授与される。

保昌山

保昌山

和泉式部に恋した平井保昌が御所の紅梅を手折ってくる光景を表現している。
平井保昌は大江山で酒呑童子を退治したと伝えられている武将で御神体にも鎧がつけられている。
縁結びにご利益があり、女性に人気が高い。

芦刈山

世阿弥作と伝わる謡曲の「芦刈」が由来の山。
妻と離れた男が難波の浦で草を刈っていたところ、京都にでて裕福になった妻が戻ってきたという話が原作。
御神体の人形である男はまだ妻に会えず、芦を刈って苦労している時期の光景を表現している。

四条傘鉾

歴史は応仁の乱以前までさかのぼる。
御神体として使われる若松には赤松が使われる。
棒振り踊りは休み山の時代に失われたものが復活した。

郭巨山

郭巨山

中国の史話、「郭巨釜堀り」に基づいた山
老母と子供を養えなくなったため、子供を犠牲にするための穴を掘っていたところ黄金の釜が出てきたため救われるという話。そのため金運のお守りが授与される。

霰天神山

1504年から1520年の間に京都で大火事があった際、霰が降って火がおさまったことに由来する。
そのことからお守りは雷除け、火除けのものがある。
この山の町は大火の被害に一度も遭っていないと伝えられている。
タペストリーは16世紀のベルギー製で、叙事詩「イリアス」の一場面を描いたもので、鶏鉾のものと元は一枚だったと言われている。

占出山

日本書紀の神功皇后に物語に基づいている。
他の山と違い黒松を使っているには御神体が女性だから。
佐賀県唐津で鮎を釣って戦勝の兆しとした話を山で表現している。
釣りで占いをしていることから「占出山」となった。

菊水鉾

町内の菊水井ゆかりの鉾で、菊水井は室町時代に千利休の師である武野紹鸚の茶亭にあったと言われている。
7月13日から16日にかけてお茶席が設けられ、巡行でも荷茶屋が従う。
菊水の名は中国の故事、「菊の葉より滴る露を飲み長寿を得た」に由来する。
鉾は蛤御門の変で焼失し、1952年に復興した。
2016年には懸装品の七福神が揃い踏みした。
屋根は唯一唐破風屋根をもっている。

白楽天山

中国の詩人、白楽天が道林善禅師に仏法の大意を問う光景を表現している。
タペストリーはヨーロッパのものを何枚も飾り、前懸にはイリアスのトロイア戦争の場面をモチーフに、後方には北京の庭園が描かれている。学問に関するお守りが多い。

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