ラーメンの激戦区京都。観光客は京都はラーメンが有名だという認識がない方が多く、さらに京都ラーメンは薄味であっさり。という偏見をお持ちかもしれません。
実は京都のラーメンは薄味あっさりとはかけ離れており、本質は天下一品を代表とするドロドロのスープ、豚骨醤油や鶏ガラ醤油スープに背脂を振りかけた背脂チャッチャ系と呼ばれるラーメンが主流になります。意外と味噌ラーメンはありません。
京都のラーメンが有名なエリアとしては京都市左京区の北白川〜一乗寺エリアになり、この周辺には京都を代表する有名チェーンの天下一品や魁力屋の本店があり、一乗寺は特に店舗が多く、一乗寺ラーメン街道と呼ばれています。
今回は一乗寺に本店を置く中華そば珍遊に行ってきました。
珍遊は昭和25年(1950年)創業で当初は屋台から始まり、数年後に一乗寺に8坪の店舗に引っ越し、現在の場所で営業を始めたのは1990年後半の京都ではかなりの老舗です。
特徴としては鳥ガラベースのスープに背脂を振りかけた背脂チャッチャ系というジャンルのラーメンです。

土曜日の14時ごろに来店。土曜日とはいえ遅いランチでしたので店内には他に1組の団体のみでした。

テーブル席の壁には来店した有名人のサインが。一乗寺の近くの修学院出身のチュートリアル徳井さんや、関西のテレビ番組ではオリックスバファローズの大ファンでお馴染みのたむらけんじさんのサインがありました。

こちらがメニュー表。
麺の硬さ、ネギの量、背脂の量のカスタマイズが可能です。
今回はカスタマイズなしで中華そば並を注文。

サイドメニューにある塩麹唐揚げは珍しい。

さて、注文した中華そばが到着しました。
背脂は普通で注文しましたが、これでもかなり満足のいく量。
見た目はこってりラーメンのように見えますが、スープは喉越しの良い鶏ガラ醤油味で味は比較的濃いめで管理人の好みにすごく合います。
麺の食感も特徴的で、細麺で芯のあるような感じで噛みごたえがあります。
店舗情報
| 店舗名 | 珍遊 一乗寺本店 |
| 所在地 | 京都市左京区一乗寺払殿町24 |
| 営業時間 | 11:00~24:00 |
| 定休日 | 水曜日 |

