京都では6/30の1年の半分にあたる日に夏越の祓(なごしのはらえ)という、半年分の穢れを祓い、残り半年の息災を祈願する神事が各地の神社で行われます。
そんな京都では毎年この時期に「水無月」という和菓子を食べて邪気を払う風習があります。
下層に外郎、上層に小豆を乗せており、小豆に邪気を祓う意味合いがあります。
6/30直前には高島屋で水無月特集が行われ、虎屋、笹谷伊織、俵屋吉冨などの有名和菓子店が多数出品します。
数ある和菓子店の中で2024の今年に管理人が選んだ和菓子店が「出町ふたば」という豆餅で莫大な人気を誇るお店を選びました。
行列ができるので前日までの電話予約をおすすめ
さて今回は出町ふたば本店に購入に向かうわけですが、本店は常に行列ができていますので前日までに電話で予約をしておくと当日は行列をかき分けて優先的に購入ができます。
予約では購入する日時、名前、商品名を伝えるだけです。
電話番号はこちらです 075-231-1658
購入した4種類の水無月
出町ふたばで2024年に販売していた4種類の水無月を1つずつ購入。
左から抹茶、黒糖、通常、白小豆です。
1つ260円と年々価格は高騰を続けています...
通常の水無月。
コシがあって食べ応えがあります。
黒糖味。
しっとりした甘さがある下層の外郎が特徴的。
白小豆味。
通常の小豆とは少々ほんのり薄味仕様の味です。
抹茶味。
甘い小豆とほんのり苦い抹茶のコントラストを楽しめます。
1年ももうすぐ半分が終わろうとしていますが残り半年、この水無月で邪気を祓えたはずなので仕事も順調、健康で過ごしていきたいです!
もし6月に京都に来る機会があればぜひ水無月を食べて京都の風習を感じてみてください。