京都のお土産といえば生八ツ橋が一番有名だと思いますが、京都には創業100年を超える老舗の和菓子屋さんが多くあります。
今回紹介するのは日本で唯一の金平糖専門店である緑樹庵清水の金平糖です。
金平糖の歴史
カステラや鉄砲とともにポルトガルから伝来されました。
1569年にはポルトガルの宣教師が織田信長に献上し、大層気に入ったことから何度も取り寄せを行いました。
江戸時代に入ってからは鎖国のため長崎で作られるようになり、やがて製法は京都にも伝わります。一昔前までは金平糖は公家など身分が高い者しか食べることができない高級菓子でしたが、やがて町人にも一般的に親しまれるようになります。
緑樹庵清水について
創業は1847年、現在は日本で唯一の金平糖専門店で機械による製造が主になってる現代でも職人の手によって作られています。
イラ粉とザラメを核に少量の蜜を長期間に渡ってかけ続けて金平糖が出来上がりますが、驚くべきことに1日で1mmしか大きくならないそうです。
しかも当日の気温や湿度など何かしらの条件が少しでもズレてしまうと蜜が固まらなかったり、割れてしまうため職人になるまでに10年以上の経験が必要です。
緑樹庵清水の金平糖の特徴は風味のバリエーションで、ブルーベリーやほうじ茶、焼栗など、今まで食べたことのない金平糖を楽しめます。
商品紹介
一番人気の天然水サイダー味
おそらく一番人気な商品がこちらの天然水サイダー味。
以前朝一に訪れた際は開店直後にも関わらず、店頭に並んでいたのはたったの3袋のみ。
おそらく前日の土曜日にかなり在庫から消費され、生産が追いつかなかったのだと思います。
写真の左側がサイダー味です。
袋を開けた時の香りの強さには驚きました。
口に含んでも香りは強く、味もサイダーならではの爽快感を感じることができます。
バニラ 檸檬 蜜柑 メロン
バニラは少し香りが弱めですが、優しい味わいが口いっぱいに広がります。
レモンは果汁の酸味がないためしっかりとした甘さ、爽やかな香りを楽しめます。
蜜柑とメロンは金平糖自体の色味が濃く、香りも味わいも印象通り強めです。
メロンに至ってはメロンソーダのような人工的な香りではなく、本物の果汁感があります。
クリスマスバージョン
今回購入したクリスマスバージョンはいちごとメロンですので通年購入できるものです。
ただ、ラッピングがクリスマス仕様になっていますのでプレゼントに最適です。
季節限定商品一覧
緑樹庵清水では毎月季節に合わせた商品が登場します。
現在公式ホームページで確認ができる商品はこちらです。
1月 | 梅あられ いちごミルク |
2月 | 桃あられ |
3月 | 桜 |
4月 | さくらんぼ |
5月 | ブルーベリー トマト |
6月 | ヨーグルト 涼竹糖 |
7月 | 完熟マンゴー 空中スイカ ピンクグレープフルーツ |
8月 | ココナッツ |
9月 | ライチ 焼栗 |
10月 | かぼちゃ 丹羽黒豆 柚子・スイートポテト |
11月 | マスカット・かりん |
店舗情報
本店
住所 | 京都市左京区吉田泉殿町38番地の2 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 水曜日 |
電話 | 075-771-0755 |
祇園
住所 | 京都市東山区祇園町南側570番地の122 |
営業時間 | 11:00~18:30 |
定休日 | 水曜日 |
電話 | 075-532-0900 |