2025/2/24の大雪の京都。今回訪れたのは修学院エリアに鎮座する赤山禅院です。
読み方は「せきざんぜんいん」です。管理人は最近まで「あかやまぜんいん」と呼んでいました。
京都市の北部なので京都市民でも赤山禅院を知らない人も多くいると思いますが、実は京都の表鬼門に位置しているため古くから信仰は厚く、1月の都七福神巡りでここは福禄寿を祀ります。

山門の向こうは額縁に入れられたかのように雪の世界が広がっています。

参道は緩やかな坂道。両脇の木々はしっかり積雪しています。

地蔵堂です。赤山大明神は、地蔵菩薩の化身とされているため境内にも地蔵菩薩を祀るお堂があります。

こちらが本殿で赤山大明神が祀られています。
赤山禅院は延暦寺の塔頭寺院。寺院とはいえお堂は見た目が神社です。さきほどは仏様の地蔵菩薩、こちらでは神様を祀っています。
まさに神仏習合といえますね。
京都は明治の神仏分離の前からこの地を守護する寺と神社が多くありますので、その名残が現在も感じられます。




七福神が勢揃いしています。一番手前はえびすさんです。

こちらは弁財天さん。2025年の干支は蛇ですが、白蛇は弁財天の化身とも言われていますね。

相生社への階段から。京都で相生社といえば下鴨神社の縁結び神社を思い浮かびますが、ここにもあるんですね。もちろんご利益は縁結びです。




住所 | 京都市左京区修学院開根坊町18 |
拝観料 | 無料 |
拝観時間 | 6:00~18:00 |
公式ホームページ | https://www.jissoin.com/ |