京都市内中心部は住所に通り名が入ることでとても長い住所になります。
管理人の近所にあるスーパーのフレスコ東山三条店の住所は「京都市東山区三条通南三筋目西入進之町584」...と通常の都市だと「〇〇市〇〇区〇〇町〇〇番地」だけで済むはずが、「三条通南三筋目西入」となり、どの通りに面しており、その通りからどの方角に進めば良いのかとても丁寧に示してくれています!
京都市は地図上で見ると碁盤の目のような形をしているかつ、同じ区内に同じ町名がいくつも存在していることもあるので、〇〇町がどの通りに面している町なのか表記しなければ町を特定できないこともあるようです。
そんな長い住所に住んでいる京都市民の管理人はもう長い住所を書くのは慣れていたのですが、あるきっかけで長い住所を英語で書く羽目になり困惑したことがありました。
Googleアドセンスの収入を得るためには居住者証明書が必要
当ブログはGoogleアドセンスという広告収入を得ているのですが、Googleは海外企業ですので日本円で収入を得るときは異国間での税金の手続きが必要です。
具体的には日本で円として収入を得るので、現地国(日本などのアジア諸国の管轄はシンガポール)では税金を引かないように申請をします。
「私は日本に在住しており、日本で納税をしています」という国の正式な書類(居住者証明書)を納税地の税務署で発行してGoogleにデータ送信することになります。
その書類を発行するための居住者証明書交付請求書には住所を英語で書く必要があり、京都特有の通り名をどのように書いたら良いのか分からなくて途方に暮れてしまいました。
そこで本記事では同じく京都の通り名が入った長い住所を英語でどのうように書いたら良いのか悩んでいる京都市民の皆様に共有いたします。
居住者証明書交付申請書の入手方法
居住者証明書交付請求書は国税庁HPからPDFをダウンロードし、直接入力できるようなフォーマットが用意されています。
ただ、このフォーマットだと京都の長い住所は入力しきることができません!
なので下記リンクからPDFを印刷をして手書きで記入をします。
ここで重要なのが、普段ならA4で印刷をすると思いますが、今回はA3以上のサイズで印刷をしましょう。
管理人の実体験ですが、A4で印刷をした場合、私の49文字の住所を枠内に収めることができなかったからです。
また、税務署で申請する際、2枚同時に提出しなければならないため印刷は2枚します。
居住者証明書交付申請書に記入する内容
① 税務署に提出する日付(例 2024年12月18日)
② 住所を日本語と英語で(詳細は後述)
③ 氏名を日本語と英語で(例 山田太郎 Yamada Taro)
氏名を英語で書くときは名前から先に(Taro Yamada)書いても、苗字から先に書いてもどちらでも問題ありません。
電話番号も忘れず記入します。
④ 所轄の税務署を日本語で(例 東山)
⑤ 提出先の国名を日本語と英語で
Googleアドセンスの場合は「シンガポール共和国 Republic of Singapore」
⑥ 請求日の前の期間なら特に指定なしで記入
管理人の場合、請求日が2024/7/1でしたので、適当に2023/1/1~2024/6/30と書きました。
⑦ 上から3つ目までのチェックボックスにチェック
⑧1枚と記入
⑨ Googleアドセンスの場合はRepublic of Singapore
これと同じ内容をもう1枚、合計2枚記入します
京都の通り名を含めた住所を英語で書くには?
さて本題の京都の通り名を英語で書くにはどうするのかについてです。
京都市役所の住所「京都府京都市中京区寺町通御池上る上本能寺前町488番地」を例にだします。
基本的に住所を英語で書くときは建物名や番地名など日本語からは逆に書きます。
なので京都市役所の場合、「488,Kamihonnojimae-cho,Teramati-Oike,Nakagyo-ku,Kyoto-shi,Kyoto-fu」でOKです。
たまに上る下る、東入西入などの方角が入る住所もありますが、英語の場合は通り名さえ書いておけば大丈夫です。
例 烏丸四条上る→Karasuma-Shijo、河原町丸太町下る東入→Kawaramachi-Marutamachi
同志社大学のように京都市上京区今出川通烏丸東入→Karasuma-higashi-iru, Imadegawa-dori, Kamigyo-ku, Kyoto-shi
と東入の部分まで正確に記入してももちろんOKですが、万が一用紙の枠内からはみ出しそうなら省略しましょう。
管理人は〇〇通下る◯筋目東入という通り名が住所に入りますが、省略し〇〇通だけ英語にして申請をしてOKでした。
2丁目5番地1号のような番地以下を英語にするときは、2-5-1と表記します。間違えて1-5-2のように番地まで逆から書かないようにしましょう。
その他参考
二条城)京都市中京区二条通堀川西入二条城町541→541 Nijojo-cho, Nijo-dori Horikawa Nishi-iru, Nakagyo-ku
京都府庁)京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町→Yabunouchi-cho, Nishiiru, Shinmachi, Shimodachiuri-dori, Kamigyo-ku, Kyoto-shi
税務署での提出
無事書類が記入できましたら所轄の税務署に申請します。
このとき必要なものは記入した居住者証明書交付請求書2枚と、顔写真つきの身分証明書です。
申請から発行までの時間ですが、場所によって異なり、当日中に発行してもらえる税務署もあれば、管理人が提出した東山税務署だと四日後でした。
申請する際は時間にゆとりをもって準備するようにしましょう。
広告管理画面での申請
税務署に記入してもらった書類はスキャンでデータ化、管理人の場合は面倒だったのでスマホで撮影したjpgファイルを管理画面上からアップロードして無事承認されました。
翌月、アドセンス収入が振り込まれたのですが税金は引かれていませんでしたので安心です!