京都検定

2025/12/13

京都検定に頻出の仏師とその仏像をまとめてみた

京都検定で、特に2級以上の受験となると頻繁に出題される仏師について。 この寺の本尊は〇〇如来...とだけ覚えているとなかなか高得点は取ることができません。 今回は過去に出題されたことのある仏師の作品や公式テキストに載っている仏像について仏師ごとにまとめてみました。 目次 明円(みょうえん)定朝(じょうちょう)院覚(いんかく)運慶(うんけい)快慶(かいけい)湛慶(たんけい)康勝(こうしょう)恵心(えしん)定慶(じょうけい)行快(ぎょうかい)明円(みょうえん) 大覚寺の五大明王像は明円作の仏像で唯一現存する仏 ...

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夕佳亭

京都検定

2025/12/13

京都の茶室 京都検定に出題される茶室をまとめてみました

京都検定において、過去に出題(選択肢を含む)された茶室、または公式テキストに掲載されている茶室をまとめました。 茶室は普段は非公開の場所もありなかなか覚えにくいですが、一覧にして見ると少しは覚えやすいと思います。 目次 醒花亭(せいかてい)夕佳亭(せっかてい)湘南亭(しょうなんてい)松琴亭(しょうきんてい)傘亭(かさてい)時雨亭(しぐれてい)水月亭(すいげつてい)待庵(たいあん)不審庵(ふしんあん)残月亭(ざんげつてい)今日庵(こんにちあん)又隠(ゆういん)官休庵(かんきゅうあん)燕庵(えんなん)密庵(み ...

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ギャラリー 紅葉

2025/12/7

長楽寺の紅葉 安徳天皇の母、建礼門院の出家の地

京都市東山区の円山公園にある長楽寺。 少し山の中腹に位置していることからなかなか観光客は知らない寺院です。 長楽寺は古来から紅葉寺と称され、境内の約20本の紅葉が美しいグラデーションを奏でます。 山門の外からも見える参道と本堂。ここの紅葉がメインスポット。 特別公開期間は本堂内の拝観が可能。 建礼門院御髪塔ここに髪を納めたと伝わります。 相阿弥作と伝わる庭園。相阿弥は他にも清水寺塔頭の成就院の月の庭、銀閣、青蓮院門跡などの庭園を作庭しています。 長沢芦雪先生の塚 長沢蘆雪は江戸時代中期の絵師で円山応挙の弟 ...

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ギャラリー 紅葉

2025/12/3

京都府大山崎町 山崎聖天(観音寺)の紅葉

JR山崎駅から北に進むと見えてくる天王山登山口。この場所に山崎聖天はあります。 この坂道を登ると見えてくるのが稲荷神社。もみじと銀杏が綺麗な場所です。 2025/11/26撮影 銀杏はまだ緑っぽいですが、落葉したときは綺麗な銀杏の絨毯が見れるスポットらしいです。 仁王門を通り急勾配の階段を登って振り返るとこんな絶景が 階段を登り切ると境内へ 右側が本堂で、その左に聖天堂。 山崎聖天は正式には観音寺といい、899年に宇多上皇の開基とされ建立された真言宗の単立寺院です。 1682年に大阪の勝尾寺から大聖歓喜双 ...

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ギャラリー 紅葉

2025/12/1

京都府大山崎町 宝積寺(宝寺)の紅葉 大山崎山荘美術館の隣にこんな穴場が!?

京都府の大山崎町、JR山崎駅から北に険しい山道を登った先にあるのが宝積寺です。 あまり認知度はありませんが、境内の三重塔、本堂周りの紅葉が綺麗な穴場スポット。 隣には紅葉が有名なアサヒグループ大山崎山荘美術館もあるので、移動時間ほぼなしで2つの紅葉スポットを訪れることができるのでおすすめです。 2025/11/26撮影 宝積寺は聖武天皇の勅願により行基を開山として創建、真言宗智山派の寺院です。 通称は宝寺で商売繁盛のご利益があります。 聖武天皇は夢に現れた龍神から打出と小槌を授かり祈願すると天皇に即位した ...

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ギャラリー 紅葉

2025/11/30

京都府長岡京市 長岡天満宮 錦景苑の紅葉ライトアップ

長岡京市にある長岡天満宮。本殿の南東に位置する庭園「錦景苑」に紅葉があり、ライトアップが行われます。 2025年は11/15~12/7まで。 参道では300基もの行灯が照らされる京都西山・長岡天満宮花灯路も開催されています。 2025/11/29撮影 5月は霧島躑躅で有名な場所から 本殿に向かう参道の両脇に行灯。優しい灯りで照らされています。 錦景苑入り口に到着。すでに庭園から溢れるような紅葉が見えます。 この日は土曜日でしたが、人は10数人程度。タイミングによってはほぼ貸切状態でした。 石橋を渡った先か ...

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ギャラリー 紅葉

2025/11/29

京都市東山区 粟田神社の紅葉

京都市東山区の粟田神社。管理人の氏神神社でもあります。 粟田神社の創建は876年、素盞嗚尊を御祭神としています。 近隣の八坂神社と同じ素盞嗚尊を祀る縁で、八坂神社で祇園祭が一時中止になった時期には粟田神社の粟田祭りを持って祇園祭の代わりにしたこともあります。 粟田神社に面する三条通りは東海道五十三次の西端であり、京都からの旅立ちの前に粟田神社を参拝し旅の安全を祈願していたと伝えられています。 現在も厄除、病除けに加えて旅行安全のご利益を求めて参拝する方が多いようです。 秋の紅葉は坂道がある参道を取り囲むよ ...

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ギャラリー 紅葉

2025/11/29

京北エリア 常照皇寺の紅葉

京都市の北部、京北にある常照皇寺は臨済宗天龍寺派の寺院です。 南北朝時代の北朝の初代天皇の光厳上皇が創建。 光厳天皇として即位するものの、後醍醐天皇が南朝を立てて天皇の座を譲位。 後に南朝に拉致され、奈良に幽閉されるなど、時代に振り回された悲劇の天皇でもあります。 幽閉中に出家し、禅宗に帰依、京都に戻ったのちに建立したのがこの常照皇寺です。 常照皇寺で修行をし、崩御するまでの間はこの地で過ごしたとされます。 光厳上皇自らが作庭したとされ、そのときに植えた九重桜は京都府の桜では唯一の国の天然記念物に指定され ...

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ギャラリー 銀杏

2025/11/29

頂妙寺の銀杏

頂妙寺の場所は川端仁王門通に面しており管理人の自宅から徒歩10分、洛中に向かうときには頻繁に通る道にあります。 仁王門通から仁王門に入ると本堂の両側にある大きな銀杏が見えてきます。ちなみに仁王門通の由来になったのはここ頂妙寺の仁王門だと言われています。 写真を撮ると本堂と2本の銀杏が綺麗に収まるので、カメラマン界隈では知る人ぞ知るスポットになっています。 頂妙寺は日蓮宗京都十六本山のひとつで1473年に細川勝益の寄進により日祝を開山に創建されました。 書院では俵屋宗達の牛図(重要文化財)を所蔵し、山門右手 ...

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山科聖天紅葉251128-6

ギャラリー 紅葉

2025/11/29

京都市山科区 双林院(山科聖天)の紅葉 参道の紅葉のトンネルが絶景の穴場スポット

毘沙門堂の左側の道を進むと山科聖天という小さな寺院が見えてきます。 毘沙門堂は紅葉の名所として多くの人が訪れますが、山科聖天まで行く人がごく僅か。 しかし実際に行くと小さな境内に凝縮された紅葉に圧倒されます。 鳥居から山門に続く参道の両脇には紅葉のトンネルが形成されており、山門右手の階段から見下ろすように撮影すると視界いっぱいに紅葉をとらえることができます。 朝早い時間に行くとこの光景を独り占めも!? 山門右手の階段を登って登山道に入ります。そこから山門を見下ろしてみると...そこには紅葉の絶景が広がって ...

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毘沙門堂紅葉251128-13

ギャラリー 紅葉

2025/11/29

雨上がりの敷紅葉が圧巻! 毘沙門堂の紅葉

毘沙門堂で有名な紅葉撮影スポットが、無料エリアにある勅使門に続く階段です。 勅使門は天皇または天皇の遣いである勅使しか通ることができない門ですが、階段までは一般人も入ることができます。 毘沙門堂の拝観時間が始まるとこの階段にも人がちらほらやってくるので、無人で撮影するには朝の7~8時の早い時間帯にいきましょう。 紅葉のピークが去り、雨が降った翌日はかなり落葉するので階段に落ちた敷き紅葉が見られます。 毘沙門堂は正式には出雲寺と呼ばれ、天武天皇の勅願により703年に建立。 鎌倉時代に太秦の平等寺、五辻の尊重 ...

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ギャラリー 銀杏

2025/11/27

京都市の北部で見れる銀杏の絨毯 岩戸落葉神社

京都市内中心部から車で40分ほど。小野郷という小さな町の神社にある巨大な銀杏。 近年はこの光景を撮影しようと、朝早くからカメラマンたちが訪れるほど人気のスポットになっています。 小規模な神社の境内に3本ほどの大きな銀杏が重なるように成長しているため、まるで1つの巨大な銀杏のように見える点がここのすごいところ。 特に銀杏が落葉しているときは頭上も足元も黄金色に染まるためとてもこの世とは思えない幻想的な世界が広がります。 落葉神社について、創建は平安時代前期にもともとは天津石門別稚姫神社の岩戸社、堕川神社の落 ...

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ギャラリー 紅葉

2025/11/30

京都府八幡市 善法律寺の紅葉 ライトアップあり

八幡市にある善法律寺は律宗の寺院 本尊の僧形八幡大菩薩は明治時代の神仏分離が行われる以前に石清水八幡宮で祀られていました。 創建は1257~59年、善法寺宮清により建立、宮清の曾孫である良子は足利義満の母だったことから足利将軍家からの信仰を集めました。 紅葉寺と呼ばれるように、秋は紅葉が美しい。 2025/11/29撮影 11/29と11/30の2日間限定で紅葉のライトアップ 2025/11/23撮影 この日はまだ紅葉の進みは3~4割程度。 ただ狭い境内に凝縮されているのでかなり綺麗でした。 住所京都府八 ...

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大御堂観音寺紅葉-20

ギャラリー 紅葉

2025/11/25

京都府京田辺市 大御堂観音寺の紅葉 国宝の十一面観音の公開も

京都府京田辺市の紅葉の名所、大御堂観音寺は真言宗智山派の寺院。 京田辺市普賢寺下大門という住所に位置するのですが、この「普賢寺」が744年からの寺院名であり1437年には諸堂13、僧坊20もの大寺院でした。 しかし度重なる火災で建物のほとんどを焼失し、現在の大御堂(本堂)だけが再建されました。 大御堂に安置される十一面観音立像は国宝で、奈良時代の作の木心乾漆造。 秋には本堂への参道脇、庭園周りが美しく紅葉します。 今回は日中とライトアップのそれぞれを鑑賞してきました。 2025/11/23撮影 ライトアッ ...

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ギャラリー 紅葉

2025/11/25

京都府京田辺市 酬恩庵(一休寺)の紅葉

日本昔ばなしでお馴染みの一休さん。 酬恩庵は一休さんが晩年を過ごした地です。 かつては1288年~1293年に建立の妙勝禅寺。その後荒廃しましたが、1456年に一休が妙勝禅寺を再興、草庵の酬恩庵を結んだことから後に一休寺と呼ばれるようになります。 一休の没後は廟所、1504年~1521年に本堂が建立されました。 境内の全体的に紅葉を見ることができ、京都市内より1週間ほど早く見頃を迎えます。 駐車場から境内に向かう道ではさっそく子ども時代の一休さん?が出迎えてくれます。 山門からは境内の紅葉が溢れ出す感じに ...

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神應寺紅葉-1

ギャラリー 紅葉

2025/11/25

京都府八幡市 神應寺の紅葉 石清水のケーブルカーと紅葉のコラボが貴重

神應寺は、石清水八幡宮を創建した行教により応神天皇の位牌所として開創された、現在は曹洞宗の寺院。 明治の神仏分離では石清水八幡宮がある男山の仏教施設が廃止され、その際に開山堂に祀られていた行教像は行教の墓地がある神應寺に移されました。 そんな神應寺ですが、秋は紅葉が美しいスポット。 特に珍しい光景が、境内北側から石清水八幡宮参道ケーブルと紅葉のコラボ。 駐車場から階段を登ると書院が見えてきます。 梵鐘と書院 北側の細道を進むとケーブルが見えるスポットです 紅葉の額縁に入ったケーブルカー 住所京都府八幡市八 ...

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ギャラリー 紅葉

2025/12/1

清水寺の奥地にこんな紅葉の穴場スポット 鳥辺野の清閑寺の紅葉

清閑寺は清水寺の子安塔の裏道からも行くことができ、平安時代の風葬の地であった鳥辺野に位置する寺院。 その名残なのか、清閑寺に隣接するように六条天皇陵、高倉天皇陵もあります。 この陵の右手にある階段から清閑寺に行くことができます。 2025/11/30撮影 2025/11/22撮影 境内はまだ紅葉の色づきは3割程度でしたが、狭い境内にもみじの木が凝縮されているのでかなり綺麗に見えます。 これが7割程度進むとかなりの見応えなのでは...と思います。 梵鐘横の紅葉はすでにピーク 本堂から山門を眺める。日が当たり ...

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将軍塚紅葉-16

ギャラリー 紅葉

2025/11/22

青蓮院門跡将軍塚青龍殿の紅葉

京都市東山区の東山山頂に位置する青蓮院将軍塚青龍殿は平成26年に、青蓮院門跡が所蔵する国宝 青不動を祀るために建立されました。 青不動を祀る青龍殿に隣接し、清水の舞台の数倍の大きさの舞台があり、京都市内を一望することができます。 青龍殿が建立する前から、平安遷都の際に桓武天皇が築いた将軍塚があります。 桓武天皇は今の京都、平安京の遷都を決める際に和気清麻呂と一緒にこの地を訪れ、将軍の像に甲冑を着せ埋めて平安京の安泰を祈ったとされます。つまり平安京はこの場所から始まったとも言えます。 将軍塚の周辺は枯山水庭 ...

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ラーメン横綱

グルメ ラーメン

2025/11/22

京都発祥でまろやかな豚骨醤油が特徴のラーメン横綱

京都のラーメンというと、背脂チャッチャ系、豚骨醤油、天下一品のようなこってり...とさまざまなジャンルが存在する。 ラーメン横綱は昭和47年に京都市の吉祥院の屋台から始まり、現在は京都のみならず大阪、東海地方、関東にも数店舗出店していて、ラーメンの特徴としては京都らしい豚骨醤油ベースのラーメン。 今回訪れた店舗は伏見区の醍醐店。幹線道路に面しているので駐車場も多く、店舗も大規模。 こちらはメニュー。ほとんどが豚骨醤油ベースのラーメンになっている。 今回はチャーシューメンの並を注文。チャーシューメンで880 ...

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ギャラリー 紅葉

2025/11/20

京都 醍醐寺の紅葉 弁天池に反射する弁天堂と紅葉のコラボレーションが美しい

京都市伏見区の醍醐寺は真言宗醍醐派の総本山。 上醍醐と下醍醐からなる広大な敷地を有する寺院です。 一般的に観光客が多いのは下醍醐で、国宝の五重塔、金堂などの伽藍がある場所、上醍醐は1~2時間の登山が必要なほどの山上にあり、ここにも国宝の薬師堂や清瀧宮拝殿といった諸堂が点在します。 豊臣秀吉の醍醐の花見として有名な場所で、京都でも随一の桜の有名スポットですが、秋はもみじと桜の紅葉を鑑賞することができます。 紅葉では弁天池の水に反射する弁天堂と紅葉を画角に収める構図が人気です。 総門と西大門の2つの門を通り抜 ...

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栄摂院紅葉-1

ギャラリー 紅葉

2025/11/19

金戒光明寺塔頭 栄摂院の紅葉 真っ赤な色づきが特徴

金戒光明寺の本堂の左奥から3分ほど進むと、小さな門の奥に燃え盛るような真っ赤な紅葉を見ることができます。 それが栄摂院というお寺。金戒光明寺の塔頭で普段は非公開ですが秋の紅葉の時期は庭園が公開されます。 金戒光明寺の付近は南禅寺や真如堂、永観堂など紅葉の名所はずらりと揃っているのですが、栄摂院は紅葉の色づきレベルでいうとこの付近では一番だと思っているほどです。

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実相院御朱印紹介

御朱印

2025/11/19

床もみじで知られる実相院の御朱印

2025/02/24の雪降る京都市内。 市内中心部はさほど積雪はしなかったものの、左京区岩倉の実相院では数cmの積雪が見られました。 実相院はカメラマン界隈では床に反射する床もみじの寺として有名な寺ですが、今回は床雪もみじを鑑賞しに行ってきましたので御朱印もいただきました。 目次 実相院についてサクッと紹介御朱印御朱印をいただる場所受付時間拝観料アクセス・交通情報関連記事実相院についてサクッと紹介 実相院は天台宗単立寺院で皇室の子弟が入寺した門跡寺院で創建は1229年。 当初は上京区実相院町にありましたが ...

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相国寺紅葉-2

ギャラリー 紅葉

2025/11/29

開山堂の庭園や美術館前の紅葉が美しい相国寺

相国寺は臨済宗の京都五山の第2位の寺院で、足利義満が夢窓疎石を開山に迎えて創建されました。 通常は境内のみの公開ですが、春と秋の一部期間のみ法堂、方丈、開山堂が特別公開されます。また、隣接する相国寺承天閣美術館もおすすめ。 法堂は狩野光信作の蟠龍図や本尊の釈迦如来、方丈では原在中らの襖絵、開山堂では開山の夢窓疎石像と前庭の龍淵水の庭があります。 龍淵水の庭は臨済宗特有の枯山水庭園、周りは紅葉で囲まれています。 他の京都五山の南禅寺、天龍寺、東福寺は特に紅葉の名所で有名ですが、相国寺は全く混雑することなく落 ...

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神光院紅葉-2

ギャラリー 紅葉

2025/11/18

京都三弘法の一つ 神光院の紅葉 境内は無人の穴場スポットでした

京都市の北区西賀茂に位置する神光院は弘法大師空海が自ら彫った弘法大師像を本尊とする真言宗の単立寺院。 東寺、仁和寺とともに京都三弘法として親しまれます。 幕末期の歌人、大田垣蓮月は75歳からここで隠棲しており、茶室の蓮月庵が現存しています。 秋の時期は紅葉が見られるのですが、神光院はよくある観光サイトや雑誌には出てこない穴場のスポット。 今回訪れた2025/11/18は境内に誰一人いない中、美しい紅葉を独占することができました。 こちらは南の駐車場から見る山門。山門周りはすでに7~8割程度の紅葉でしたが色 ...

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京都 川床 よし菜

会席

2025/11/7

価格の安さと日本酒のチョイスが最高 先斗町よし菜の川床

京都の夏の風物詩、川床 京都市内の東を流れる鴨川沿いに、高床式のテラスを設置して納涼を楽しみながら美味しいディナーを堪能できます。 管理人は今回が川床デビューです。夏の時期は先斗町を通るとお金持ちが優雅なディナーしてるな〜と思っていたのですが、調べていると6000~7000円程度のお店もかなりあり、想像してたより安く利用できることがわかりました。 今回は「よし菜」という会席料理のお店をチョイス。値段もリーズナブルで、日本酒のセレクションが私好みでどの店舗よりも輝いて見えました。 ※川床はどの店舗も人気であ ...

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麺屋EDITION 京都背脂醤油ラーメン

ラーメン

2025/11/6

京都背脂チャッチャ系ラーメンの新鋭 麺屋EDITION木屋町店

京都のラーメンと聞いて、どんな味を想像しましたか? 京都はだし巻きや、料亭で使われるような和風出汁がアクセントのあっさり系の味を想像しませんでしたか? 実は京都のラーメンはあっさりとは正反対のこってり系の勢力が強く、日本を代表するチェーン店の天下一品、餃子の王将は京都が発祥なんです! こってりラーメンも主流ではありますが、京都ラーメンの他の特徴としては鶏ガラ醤油や、豚骨醤油をベースにしたスープの上に、豚の背脂を大量に乗せる「背脂ちゃっちゃ系」もあります。 実は管理人は、背脂チャッチャ系ラーメンをこよなく愛 ...

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祇園おかるのカレーうどん

うどん

2025/11/4

京都でカレーうどん!? 「祇園おかる」は京風にアレンジされたカレーうどんが絶品だった

京都のうどんは麺はふんわり、薄味の出汁とネギやお揚げさんといった素朴なうどんの文化があります。 しかし、京都の中心部にある祇園ではそのイメージとは違ってカレーうどんで人気を集めている店があります。 京都でカレーうどんを目当てに来る観光客はほとんどいないと思いますが、今回紹介する「おかる」という店は祇園で飲んだ後や、仕事終わりの芸舞妓さんなど地元の人に人気です。 創業は1925年で、2025年は創業100周年。祇園エリアの四条通を1本北に入ったところの富永町にお店があるためアクセスは抜群。 飲み屋街の中心に ...

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イベント

2025/11/3

現在開催中 京都モダン建築祭で周ったスポットを全て紹介

京都モダン建築祭は、京都市に数多く存在するモダン建築を巡るイベントで、有料パスポートを一度だけ購入することで期間中は各スポットが周り放題になります。 モダン建築の公開の他、講演会やツアーガイドなどの様々なイベントも行われます。 2025年は11/1~11/9の日程で行われています。 目次 京都市役所本庁舎先斗町歌舞練場京都市学校歴史資料館(元開智小学校)高倉会館東本願寺視聴覚ホール顕道会館元淳風小学校龍谷大 大宮学舎国立博物館明治古都館京都市役所本庁舎 京都市登録有形文化財に指定の京都市役所本庁舎は関西で ...

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寿司

2025/11/3

京都で独自に発展した鯖寿司 東福寺エリアのいづ松に行ってきた

京料理の一つである鯖寿司は、家庭内で祭りや行事ごとのときに作り、親戚やご近所さんとともに祝うしきたりがあります。 近年は家庭内で作ることも少なくなっていますが、京都には鯖寿司を提供する寿司屋がいくつかあります。 まず鯖寿司についてですが、昔の京都では地形的に海がないため海産物は福井の若狭湾からの輸送されていました。 しかし生魚は腐敗がしやすいため、とれた鯖を塩でしめて塩鯖の状態で保存性を保ちながら若狭から京都へと運ばれます。これを美味しく食べるために改良されたのが塩鯖を酢でしめて寿司にしたことが鯖寿司の始 ...

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一乗寺珍遊

ラーメン

2025/11/3

京都ラーメンの激戦区 一乗寺の珍遊に行ってきた 王道の背脂チャッチャ系

ラーメンの激戦区京都。観光客は京都はラーメンが有名だという認識がない方が多く、さらに京都ラーメンは薄味であっさり。という偏見をお持ちかもしれません。 実は京都のラーメンは薄味あっさりとはかけ離れており、本質は天下一品を代表とするドロドロのスープ、豚骨醤油や鶏ガラ醤油スープに背脂を振りかけた背脂チャッチャ系と呼ばれるラーメンが主流になります。意外と味噌ラーメンはありません。 京都のラーメンが有名なエリアとしては京都市左京区の北白川〜一乗寺エリアになり、この周辺には京都を代表する有名チェーンの天下一品や魁力屋 ...

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京都の暮らし

京都の難読地名・町名・通り名・駅名・神社名・寺名を完全網羅! 京都観光、京都への引っ越し前の予習にピッタリです

京都難読地名駅名神社寺院

京都は碁盤の目のように規則的に町が並び、現在でも当時あった建造物の名称などの名残があります。

私は一時期、左京区の聖護院蓮華蔵町(しょうごいんれんげぞうちょう)に住んでいたことがあり、幸い読めはしたものの、いかんせん長くで画数が多い...

区役所での住所変更などの手続きではたくさんの書類にこの長い町名を記入しなければならずイライラした記憶があります。

そして次に引っ越しした町は町名こそ初見で読めるものの、今度は京都特有の住所である「〇〇通り下る◯筋目○入る」が加わるという、別の困難にぶち当たりました笑

マイナンバーカードの住所欄は枠内に収めることができず備考欄に飛び出す羽目に...
そしてクレジットカードやネット銀行、ネット証券などの住所変更は指定の文字数をオーバーし住所変更に失敗→コールセンターに直接電話して変更依頼をするなど、数々の障壁に直面しました。

地元住民でも困惑することがある京都の地名ですが、もしかしたら観光客の方にとっては新鮮で逆に面白さを感じるかもしれません!

今回はそんな観光客の方もこれだけ覚えていれば安心安全と言わんばかりに、難読町名や通り名、神社名、駅名などを網羅しました。

京都に来る前にぜひ予習し、快適な京都観光を楽しんでくださいね!

町名

左京区

修学院北沮沢町

しゅうがくいんきたふけちょう

一乗寺月輪寺町

いちじょうじがつりんじちょう
右京区につきのわでらというお寺がありますが、左京区には月輪寺はありません。
なぜこのような地名になったのか調べてみても謎のままでした。

上高野掃部林町

かみたかのかもんはやしちょう

北白川上終町

きたしらかわかみはてちょう
最果てという言葉はこれより先はない=終わりという意味があるので、「終」という文字で「はて」と読むのはなんとなく連想はできますね。

下鴨膳部町

しもがもかしわべちょう
「膳」という漢字は訓読みで「かしわ」と読むようですが、これまでの人生では音読みの「ぜん」しか使ったことがありません。

下鴨神殿町

しもがもこうどのちょう

下鴨蓼倉町

しもがもたでくらちょう
「蓼」ですが、植物の名前にあります。
ただ、今までの人生で蓼の文字を見たことはなかったです。

下鴨梁田町

しもがもやなだちょう
梁は訓読みで「やな」と読み、河川で魚類を捕獲するための仕掛けのようです。
ただ現在の下鴨梁田町は全く河川に面してないので、もしかしたらかつてこの地で梁を製造していたのかもしれません。

修学院北沮沢町

しゅうがくいんきたふけちょう
沮沢は水害を防ぐため意図的に作った土地のことを指します。
ということはこの地は過去に水害が多発していたということでしょうか。

高野蓼原町

たかのたではらちょう

田中大堰町

たなかおおいちょう

松ケ崎糺田町

まつがさきただすでんちょう
糺は同じ左京区に糺の森があることから馴染みはあるかもしれません

山端壱町田町

やまばないっちょうだちょう

東山区

上棟梁町

みとうりょうちょう
棟梁は組織を束ねる人物のことを指します。
かつてこの地には階級の高い人物が住んでいたのかもしれません。

上人町

しょうにんちょう

清閑寺霊山町

せいかんじりょうざんちょう

廿一軒町

にじゅういっけんちょう
廿は訓読みで「にじゅう」と読みます。
御朱印の日付の文字でも使われる書き手の方が多い印象です。

南西海子町

みなみさいかいしちょう

轆轤町

ろくろちょう
この地は庶民の亡骸が放置されていた土地と言われており、かつては髑髏(どくろ)町と呼ばれていたそうです。
ただあまりにも縁起が悪いため江戸時代に現在の轆轤町に改名されました。

上京区

戌亥町

いぬいちょう
戌亥は十二支による方角の名の一つで北西を指します。

正親町

おおぎちょう

甲斐守町

かいのかみちょう

勘解由小路町

かげゆこうじちょう
勘解由は江戸時代に実在した役職のことで、国司の交代の際に引継の文書である解由状を審査した者を指します。

皀莢町

さいかちちょう
マメ科の植物に皀莢(さいかち)があるようです。
この地には皀莢が多く生息していたのかもしれません。

百々町

どどちょう

常陸町

ひたちちょう

瓢箪図子町

ひょうたんずしちょう

木瓜原町

ぼけはらちょう

中京区

因幡町

いなばちょう

烏帽子屋町

えぼうしやちょう
烏帽子は平安時代から和装での礼服着用の際に被った帽子のことで、この地は烏帽子屋が多く存在していたことが想像できます。

役行者町

えんのぎょうじゃちょう

笋町

たかんなちょう
笋は「たけのこ」の古名ですが、「たかんな」とは読めないですね。

滕屋町

ちぎりやちょう

滕屋町

ちぎりやちょう

西ノ京南大炊御門町

にしのきょうみなみおおいみかどちょう
漢字もふりがなも字数が多く厄介です。

布袋屋町

ほていやちょう
布袋は七福神の一神で、京都以外にも全国的に布袋町は存在します。

柳水町

りゅうすいちょう
千利休がお茶に使用した柳の水がこの地にあることから柳水町ができました。

下京区

艮町

うしとらちょう

雁金町

かりがねちょう

函谷鉾町

かんこぼこちょう
四条烏丸にある山鉾町

卓屋町

しょくやちょう

木賊山町

とくさやまちょう
祇園祭では山鉾巡行に参加する町

童侍者町

どうじしゃちょう

廿人講町

御朱印でよく日付の二十を廿と書く場合があるのでなんとなく納得はする読み方です。

右京区

御室双岡町

おむろならびがおかちょう

嵯峨鳥居本化野町町

さがとりいもとあだしのちょう
化野は念仏寺をしっている方なら読めますが、それがなければ読めないですね。

西京極午塚町

にしきょうごくうまつかちょう

西京区

嵐山虚空蔵山町

あらしやまこくぞうやまちょう

樫原内垣外町

かたぎはらうちかいとちょう

樫原百々ケ池

かたぎはらどどがいけ

桂坤町

かつらひつじさるちょう

太秦帷子ケ辻町

うずまさかたびらのつじちょう
初見だと完全に詰みです。
太秦は映画村で有名な場所です。

梅ケ畑菖蒲谷

うめがはたしょうぶたに

南区

吉祥院石原葭縁

きっしょういんいしはらよしべり

吉祥院政所町

きっしょういんまんどころちょう

西九条蔵王町

にしくじょうにしざおうちょう

向日市

物集女町

もずめちょう
武家の物集女氏が本拠地にしていたことが由来。

鶏冠井町

かいでちょう
この付近は井戸「いど」と楓「かえで」が多かったことから文字をいじり、「かいで」になったと言われています。なぜ鶏という漢字が当たられたのかは、楓の葉っぱの色や形が鶏のとさかに似ているからだそうです。

通り名

柳馬場通

やなぎのばんばどおり

御幸町通

ごこうまちどおり
京都に来てまもない頃はみゆきまちと呼んでいて会社の上司に指摘されて初めて気づきました。

不明門通

あけずどおり

郁芳通

いくほうどおり

壬生川通

みぶがわどおり

櫛筍通

くしげどおり

駅名

市営地下鉄

椥辻

なぎつじ

御陵

みささぎ
天皇などの墓のことを指し、付近に天智天皇陵があります。

蹴上

けあげ
付近には桜の名所である蹴上インクラインがあります。

京福電鉄

蚕ノ社

かいこのやしろ
付近の木嶋坐天照御魂神社は通称蚕ノ社とも呼ばれることから駅名にも使用されています。

西院

さい
阪急の西院(さいいん)駅があるので「さいいん」だと読みたいところですが、京福電鉄は「さい」なんですね。
昭和にはさいいんが公称化されましたが、昔は「さい」や「さいん」と呼ばれていたそうです。

鹿王院

ろくおういん
付近に臨済宗の鹿王院があります。

帷子ノ辻

かたびらのつじ
嵯峨天皇の皇后である檀林皇后が亡くなった際の棺にかけられていた帷子(絹で織った着物)が風で飛び、この地付近の辻に落ちたことから帷子ノ辻と呼ばれるようになった説があります。

神社

木嶋坐天照御魂神社

このしまにますあまてるみたまじんじゃ
とても文字数が多く、しかも全く読めない神社です。
ここの鳥居は日本でも珍しい三柱鳥居があり、なぜこのような形になったかは解明されていないそうです。

車折神社

くるまざきじんじゃ
芸能の神アメノウズメを祀ることから、多くの芸能人が参拝しています。

朱雀松尾總神社

すじゃくまつおそうじんじゃ
朱雀は町名でもかなり多くありますが、總という文字は初めて見ました。

松尾大社

まつのおたいしゃ
簡単な文字だからと普通に読んでしまうトラップです。
松尾大社は京都市の西域を守護する広大な氏子地域を持つ神社です。

京都霊山護国神社

きょうとりょうぜんごこくじんじゃ
坂本龍馬、中岡慎太郎ら幕末維新期の志士を祀る神社

新熊野神社

いまくまのじんじゃ
泉涌寺の塔頭で今熊野観音寺がありますが、いまくまのじんじゃもあるんですね。

新日吉神宮

いまひえじんぐう

首途八幡宮

かどではちまんぐう

貴船神社

きふねじんじゃ
貴船神社は貴船「きぶね」という地域の神社で、水の神を祀る神社です。
しかし地名の「きぶね」には濁音が入ることから、水の濁りを連想してしまうことから神社名は濁音を取り、「きふね」と読むようになりました。

寺院

化野念仏寺

あだしのねんぶつじ
化野念仏寺は少しホラー要素が強めの寺院で、もともとこの地には多くの遺体が放置されており、空海が彼らを埋葬したことが念仏寺の始まりです。
境内には約8000体の石仏が建てられています。

泉涌寺

せんにゅうじ
涌という文字はプロ野球好きの方なら某球団の投手の苗字に入っているので見たことはあると思いますが、にゅうとは読めないですね。
創建当初は仙遊寺という名前でしたが、境内から泉が湧き出たことから泉湧寺と改められました。

仁和寺

にんなじ
桜の名所でテレビにも登場することがあるので読み方は知っている方が多いかもしれませんが、初見だと読めないでしょう。

三十三間堂

さんじゅうさんげんどう
簡単な文字だからと普通にさんじゅうさんかんどうと呼んだら恥をかいてしまいます。
三十三間堂は東山区の寺院で実は妙法院の境外仏堂になります。

智積院

ちしゃくいん
ちせきいんと間違われる場合が大多数です。

宝筐院

ほうきょういん
恥ずかしい話、私自身が筐という漢字自体初めて見ました。

相国寺

しょうこくじ
そうこくじと間違われることが多い寺です。
実は、有名な金閣と銀閣はこの相国寺の境外塔頭であることは観光客にはあまり知られていません。

壬生寺

みぶでら
壬生寺は新撰組に詳しいかたなら一発で読めるかもしれません。
新撰組が壬生村で活動していた時期には壬生寺の境内で射撃や大砲などの訓練を行なっていました。

上品蓮台寺

じょうぼんれんだいじ
京都に移住して、5年目で初めて読み方を知りました。
どう呼んでいたかというと「じょうひんれんだいじ」。綺麗な名前の寺やなあ...と。

赤山禅院

せきざんぜんいん
こちらも京都に移住して5年目に知った読み方。普通は「あかやまぜんいん」としか思わないじゃないですか!

清浄華院

しょうじょうけいん

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