前祭の山鉾巡行では先頭、そして唯一鉾の上に生稚児を乗せる長刀鉾町。
7月13日の社参の儀では、本殿で祭りの無事を祈願する他、五位少将十万石相当の格式を授かります。
これは山鉾の上から人々を見下ろしても無礼が無いようにするためでもあります。
この社参の儀が本殿で行われたあとは稚児は正式な神の使いとして、地面に足をつけない、女人禁制の中で生活し、17日の山鉾巡行を迎えます。





本殿での神事を終えた後の稚児は、この時点で神の使いとなっていますので地に足をつけることができません。
そのため強力と呼ばれる世話係の肩に担がれています。
