下鴨神社の一の鳥居を通ってすぐ左手にある旧三井家下鴨別邸。
普段は主屋と庭園が有料で公開されているのですが、隣接するあじさい苑では紫陽花の見頃の時期2日間だけ無料公開されます。
2025年の今年は6/21、6/22が無料公開の日でしたので足を運んできました。
旧三井家下鴨別邸について

1925年(大正14年)に、明治初期に木屋町別邸にあった主屋を移築して完成した三井家の別邸で、大文字山を眺めることができる望楼がある3階建の木造建築。
明治初期の主屋、大正時代に増築された建造物が良好に保存されていることから、2011年に重要文化財に指定されています。
三井家は江戸時代に名を馳せた三井財閥の一族である北家が、京都での宿泊での利用や来賓の接待などで使用していました。
1945に国の政策で財閥解体が決定された後は、下鴨別邸は国に譲渡、2007年まで隣接する家庭裁判所の所長宿舎として使用されました。
期間限定のあじさい苑無料公開

現在は主屋と庭園が有料で公開されていますが、6月の2日間だけ隣接するあじさい苑の無料公開が行われています。
約400株の規模なので5~10分ほどでまわることができます。
種類としては額紫陽花、山紫陽花、玉紫陽花、西洋アジサイなどです。







アクセス
住所 | 京都市左京区下鴨宮河町58番地2 |
受付時間 | 10:00~16:00 |
HP | https://ja.kyoto.travel/tourism/article/mitsuike/ |