近隣住民からは「くろ谷さん」で親しまれている金戒光明寺は幕末に京都守護職の本陣が置かれた場所でもあります。
本陣が置かれた理由は、比較的高台にあり京都の地を見渡せること、御所にも近いため防衛拠点としては絶好の場所であったからです。
実は金戒光明寺を防衛拠点として考えていたのは徳川家康の時代まで遡り、家康は大阪からの敵襲にいち早く気付く、いざとなれば御所まですぐに駆けつけることができることを重視して金戒光明寺を整備したと言われています。
金戒光明寺の桜の見どころはやはりシンボル的存在の三門周りです。
このお寺ほど三門と桜が同時に映り込む場所は京都でも稀有な存在です。
2025/04/07撮影

金戒光明寺の特徴である石垣、山門、三重塔を同時に収める構図。
場所は三門下の駐車場から。



三重塔に向かう階段から山門を見下ろす

桜の雲海に浮かぶように見える山門

2022/3/30撮影



右側の桜は枝垂れ桜です。
タイミングによっては左側のソメイヨシノと見頃が被ることがあります。
2021/3/31撮影
満開を迎えた金戒光明寺。




2021/3/26撮影
今シーズン初めての撮影でしたが、まだ3分咲きです。



