南禅寺についてサクッと紹介
臨済宗南禅寺派の大本山である南禅寺の始まりは1264年に亀山天皇が最勝光院跡地に離宮禅林寺殿を建てたことに始まります。
足利義満によって京都五山で最高位の格式を命じられています。
ちなみに京都五山は臨済宗の寺院の寺格のことで、最高位の南禅寺を筆頭に、天龍寺、相国寺、建仁寺、東福寺、万寿寺と続きます。
三門は知恩院、東福寺(仁和寺が入る場合もあり)と並んで京都三大三門として知られています。
この三門では歌舞伎の演目で大泥棒の石川五右衛門の「絶景かな、絶景かな」という有名なセリフがありますが、実は三門が建てられたのは五右衛門の死後なのでこのお話はフィクションなんですね。
南禅寺は三門も有名ですが、境内に琵琶湖疏水を北に長流すために作られた水路閣があるのはご存知の方も多いのではないでしょうか。
御朱印とオリジナル御朱印帳
1枚300円で書き置きのみで、3種類ほどあったと記憶しています。
今回いただいた御朱印が一般的なもので、中央に金剛王宝殿と書かれています。
最近はコロナの感染縮小の祈りを込めた御朱印もいただけるようです。
https://jinja-gosyuin.com/nanzenji-gosyuin/
御朱印帳はかっこいい虎がモチーフのデザインです。
これは実在する襖絵であり、南禅寺方丈で見れるようです。
御朱印をいただける場所
三門→法堂と奥に進んだ先の本坊でいただけます。
受付時間
8:40~16:30
拝観料
境内無料
交通・アクセス情報
・電車
地下鉄東西線蹴上駅から徒歩10分
・バス
京都駅 河原町駅から市バス5号系統南禅寺・永観堂道で下車し徒歩10分
・車
専用駐車場あり(有料)
・バイク 自転車
専用駐輪場あり(無料)
中門を通り抜けて左手にあります。