2025年元旦に訪れた豊国神社。
豊臣秀吉が御祭神であり、もともと下級武士の家庭で生まれた秀吉が自らの才覚で大出世、ついには天下人にまで上り詰めたことから、秀吉の出世・開運のご利益を授かりにきました。
豊国神社についてサクッと紹介
1598年に伏見城において生涯を終えた秀吉は、翌年の1599年に朝廷から「豊国大明神」の御神号を賜り豊国神社が創建されました。
当初は社領1万石、境内域30万坪の大規模な神社でしたが、1615年に大阪冬の陣で豊臣家が滅亡すると、徳川家康により豊国神社は荒廃、1880年に明治天皇の命で再興されました。
本殿手前には伏見城遺構と伝えられる国宝の大唐門、境内には妻の北政所を祀る貞照神社があり、豊国神社は出世開運・縁結びのご利益で崇拝されています。
初詣の期間中は唐門を通り抜け本殿近くまで参拝可能
通常は写真にある唐門は閉ざされており、本殿から遠く離れた場所からでしか参拝ができません。
しかし初詣の期間、2025年は1/5までは唐門が開き、本殿の近くまで参拝が可能になります。
初詣の期間以外は入ることができない場所ですので、ぜひとも初詣に訪れてみてください。
御朱印
1体300円で直接記入していただけます。
達筆で初見ではなんと書いているかわかりませんでしたが、中央には「関白」、その周りは「寿比南山・福如東海」と書かれています。
南山とは唐の山のことで、天に住む太一星の精霊が住むと言われています。
東海とは仙人が住む蓬莱山のある場所のことで、意味としては「寿命は南の山ように長く、福は東海に長く流れる水のように続く」という祈りの意味があります。
御朱印をいただける場所
境内南側の授与所
受付時間
9:00~16:30
拝観料
無料
アクセス・交通情報
電車 | 京阪七条駅から徒歩10分 |
バス | 市バス博物館三十三間堂前から徒歩5分 |
自転車 | 専用駐輪場なし |
車 | 無料の専用駐車場あり |
関連記事
京都女子大の坂を登った先の東山山麓には秀吉の墓所である豊国廟もあります。
こちらは桜の隠れスポットになっており、春の季節はピンクの和紙の可愛らしい御朱印が授与されます。