銀閣寺についてサクッと紹介
銀閣寺(正式には慈照寺)の起源は1482年足利義政が祖父の義満の北山殿を模倣して東山山麓に山荘の東山殿を創建したことから始まります。
1490年に東山殿で生涯を閉じた後に現在の臨済宗相国寺派の慈照寺となりました。
実は金閣寺と銀閣寺は相国寺の塔頭だということはあまり知られていません。
金閣寺は金箔で塗装しているのに対し、銀閣寺に銀箔ではなく黒漆が塗られている理由は諸説ありますが、傲慢な性格で京都を支配していた義満に対し、義政は政治家としては名を馳せてなく、性格は真逆で東山文化の書画、茶道、華道に惹かれていました。
そのため東山山麓の東山殿は義満が建てた金閣寺のような華やかさではなく黒漆での静寂を選んだという説があります。
御朱印をいただける場所
御朱印は参拝後、売店をさらに奥に進んだ中門手前でいただけます。
御朱印と御朱印帳
御朱印は1体300円で、コロナウィルス感染拡大を受け書き置きのみの対応です。
オリジナル御朱印帳は観音堂が描かれたシンプルなものですが、カラーバリエーションがかなりありました。
御朱印の受付時間
3月~11月 | 8:30~17:00 |
12月~2月 | 9:00~16:30 |
拝観料
高校生以上 | 500円 |
小・中学生 | 300円 |
御朱印をいただける場所は最後の売店奥にありますので拝観料は必要になります。
アクセス・交通
銀閣寺は最寄駅から徒歩30分なので電車では無理です。
バスでは四条河原町からだと市バス17、5、32、203号系統、京都駅からだと17、32、100号系統に乗車し、100、32号系統だと銀閣寺前で下車、17、5号系統は銀閣寺道で下車してください。
銀閣寺前からだとすぐに到着しますが、銀閣寺道からだと近くのお土産店の前を通ることができますのでお好みで選んでください。
専用駐車場はなく、民間の駐車場を使用することになりますが、少し場所も遠く、数も少ないのであまりおすすめできません。
駐輪場は公式では書かれていませんが、門の近くにある境内マップ脇に10台程度停めることができます。
裏技で銀閣寺北側から京都朝鮮中・高付近にある大文字山登山用の専用駐輪場もあります。
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