起源・歴史
もともとこの地は円融寺の境内でしたが、徐々に衰退し平安時代末期に徳大寺家の別荘となりました。
1450年に細川勝元がこの別荘を譲り受け、妙心寺の義天玄承を招いたことで龍安寺が創建、本尊を釈迦牟尼仏としています。
創建当初は七堂伽藍があった大寺院でしたが、勝元が東軍の総大将として戦った応仁の乱の際、攻撃対象となり1468年に焼失。
一時洛中に移転していた寺を1488年に細川政元が再建に着手。
最盛期には16~21の塔頭がありましたが、1797年の火災で食堂、方丈、開山堂、仏殿などの伽藍を失い、当時の塔頭寺院であった西源院の方丈を移して、現在の方丈となっています。
宗派
臨済宗妙心寺派
臨済宗は中国禅宗五家の一つで鎌倉時代に榮西により伝えられ、武家を中心に信仰されました。
日本で最初の禅寺は博多の聖福寺、京都には源頼朝の支援を受け建仁寺が建立、室町時代には足利義満によって京都五山制度が設けられ、鎌倉、室町と政治に結びつきながら発展していきました。
妙心寺派は1337年に関山慧玄により始まり、妙心寺を大本山とします。
現在は3400の寺院があり臨済宗で最大規模となっています。
見どころ
石庭
白砂の上に15個の石を配置して「虎の子渡し」と呼ばれます。
15個の石ですが、庭園をどの角度から見てもどこか1つの石が見えないように配置されています。
御朱印
龍安寺の四季
紅葉
住所 拝観料 拝観時間 公式ホームページ
住所 | 京都市右京区龍安寺御陵ノ下町13 |
拝観料 | 高校生以上500円 小中学生300円 |
拝観時間 | 3~11月 8:00~17:00 12~2月 8:30~16:30 |
公式ホームページ | http://www.ryoanji.jp/smph/ |
アクセス・交通情報
電車 | 京福電鉄北野線龍安寺駅から徒歩7分 |
バス | 京都駅から市バス 河原町駅から市バス |
車 | 1時間まで無料の専用駐車場あり |
自転車 | 駐車場内のに駐輪スペースあり |