2025/5/11

斎王代禊の儀 2025

京都三大祭の一つである葵祭は上賀茂神社、下鴨神社の例祭です。 約1500年前の欽明天皇の時代(539-571年)に凶作により飢餓疫病が流行したため、天皇が勅使を遣わして祭礼を行ったことが葵祭の起源とされています。 斎王代禊の儀は5月15日に行われる路頭の儀に向けて、斎王代と女人列参加者の穢れを祓う神事です。 毎年5月4日に上賀茂神社と下鴨神社が交代制で禊の儀を行う場所が変わり、2025年は上賀茂神社にて行われました。 禊の儀は、葵祭の神事の中で最初に斎王代が十二単で登場するので報道陣も多数集まるほど注目の ...

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2025/5/11

葵祭の前儀 騎射流鏑馬神事

京都三大祭の一つである葵祭は上賀茂神社、下鴨神社の例祭です。 約1500年前の欽明天皇の時代(539-571年)に凶作により飢餓疫病が流行したため、天皇が勅使を遣わして祭礼を行ったことが葵祭の起源とされています。 現在は5月15日に行われる葵祭の路頭の儀が最も注目される神事ですが、今回は5月3日に行われる前儀の騎射流鏑馬神事についてご紹介します。 流鏑馬とは 流鏑馬は馬を走らせながら的を矢で射る武道の一種で、現在は祭の神事で奉納される儀式になっています。 葵祭の前儀では毎年5月3日に下鴨神社の糺の森で行わ ...

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光明寺青紅葉20250426-1

ギャラリー 新緑

2025/5/11

長岡京市 光明寺の青紅葉

撮影日2025/04/26 長岡京市にある光明寺は西山浄土宗の総本山の寺院。 総門を通って左にあるもみじ参道は、両側に紅葉のトンネルが形成されており、初夏の季節は青々と生い茂る青紅葉を鑑賞できます。 長岡京市 光明寺の桜

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祇園白川桜20250411-1

ギャラリー

2025/5/11

祇園白川 巽橋の夜桜ライトアップ

撮影日2025/04/11

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東寺朝日-1

インスタ映え ギャラリー

2025/4/27

東寺から見る日の出 朝焼けと五重塔が掘の水面に反射する光景が見れる場所について

東寺といえば日本で一番高いとされる五重塔がシンボルです。 春の季節など、境内から見る五重塔ももちろん美しいのですが、今回が境外から、朝焼けと五重塔が水面に反射する構図を狙ってみました。 場所は観光客が出入りする方向とは真逆の南西側の交差点になります。 ここから東の方を見ると堀に反射する写真を撮ることができます。 関連記事 東寺の歴史 観光見どころ情報 東寺の不二桜 東寺の紅葉ライトアップ

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京都の暮らし

2025/4/29

早朝のイオンシネマ桂川への行き方を写真付きで解説 イオンモールの営業時間外は通常の入口が閉まっているので注意!

京都市内近郊にお住まいの方はどの映画館をご利用でしょうか? 河原町だとMOVIX、二条だとTOHO、京都駅だとT・ジョイ、桂だとイオンシネマなどが有名どころの映画館になります。 管理人はイオンカードセレクトの優待で映画のチケットを1000円で購入できるので、基本的に映画はイオンシネマ桂川で見るようにしています。 イオンシネマ桂川ではイオンモールの店舗が開く前の早朝の時間帯、9時前から上映が始まることがあるのですが、イオンモールが開く前になりますので通常の入口は封鎖され、裏口から施設内に入る必要があるので注 ...

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長岡天満宮ツツジ-6

サイクリング

2025/4/29

京都市東山区の三条エリアから自転車で長岡京市の長岡天満宮までサイクリング! 道のりや所要時間をご紹介

今回は京都市を飛び出て、長岡京市の長岡天満宮までサイクリングしてきました。 サイクリング日の4/26はキリシマツツジが見頃を迎えているとのことで、日の出の時間帯を狙って朝日に染まるキリシマツツジを見るために早朝の京都市内を出発しました。 実際に三条大橋から長岡天満宮までどのくらいの時間がかかったのか、道のりや所要時間をご紹介します。 大まかななルートは下記の通りです。 目次 4:41 三条大橋4:49 川端九条4:57 東寺5:03 西大路九条葛野大路交差点5:08 石原交差点5:11 上久世交差点5:2 ...

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長岡天満宮ツツジ-5

ギャラリー ツツジ

2025/4/27

長岡天満宮のキリシマツツジ

2025/04/26撮影 長岡京市の長岡天満宮は菅原道真が京都から太宰府に左遷された際、ここに立ち寄って名残を惜しみ自作の木造を祀ったことが創建の由来です。 1638年に造営された八条が池では毎年4月中旬から下旬にかけて、正面の大鳥居からの参道にキリシマツツジが咲きます。 鮮やかな赤色が特徴で、長岡天満宮は樹齢170年ほど。日本でもトップクラスの規模です。 朝の6時前には、オレンジ色の朝日に照らされたキリシマツツジを見ることができます。 長岡京市 長岡天満宮 八条ヶ池の桜

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大原野神社桜20250409-1

サイクリング

2025/4/23

京都市東山区の三条エリアから自転車で西京区の大原野神社までサイクリング! 道のりや所要時間をご紹介

京都市内なら基本的に自転車で移動する管理人。 過去には東山区から高雄、善峯寺、伏見の中書島まで、片道20km弱のサイクリングを行ったことがあります。 今回は春に3日間しか見頃期間がないという幻の桜、大原野神社の千眼桜を見にいくため三条大橋から大原野神社までサイクリングしてきました。 実際に三条大橋から大原野神社までどのくらいの時間がかかったのか、道のりや所要時間をご紹介します。 大まかななルートは下記の通りです。JR京都線の線路を越える際は地下道の場所がややこしいので詳しく後述します。 目次 5:31 三 ...

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サイクリング

2025/4/23

京都市東山区の三条エリアから自転車で伏見区の中書島エリアまでサイクリング! 道のりや所要時間をご紹介

京都市内なら基本的に自転車で移動する管理人。 過去には東山区から高雄に行ったり、大原野にいったり、片道20km弱のサイクリングを行ったことがあります。 今回は春の季節に伏見港や伏見桃山城の桜を撮影するために東山区から中書島駅まで行ってきました。 南方面は平坦な道のりなので体力的には全く問題はないですが、複数の川を渡る必要があるので道のりが少し難しかったりします。 実際に三条大橋から中書島駅までどのくらいの時間がかかったのか、道のりをご紹介します。 大まかななルートは下記の通りです。ほぼほぼ東山区の真南なの ...

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グルメ 日本酒

2025/4/14

英勲 純米吟醸SAKURAをレビュー 齊藤酒造で直接購入してきました

日本で有名な日本酒の産地というと広島県の西条、兵庫県の灘、そして京都府の伏見が3大生産地と言われています。 管理人は京都に引っ越す前は兵庫県に住んでいましたが、灘の豪快な辛口の日本酒はあまり口に合わなかったため、わざわざ京都に日本酒を購入しに行ったりと京都の日本酒には強いこだわりがあります。 伏見区で製造する日本酒はカリウム、カルシウムをバランスよく含んだ中硬水の地下水を使用することでまろやかな味わいに仕上がるため伏見の女酒と表現されます。対してカリウム、カルシウムの量が多い水を使用した灘の日本酒は辛口に ...

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伏見桃山城桜20250409-3

ギャラリー

2025/4/13

京都 伏見桃山城の桜

伏見桃山城は豊臣秀吉が築いた伏見城ではなく、かつて存在した遊園地の中に建設した模擬天守です。 遊園地は廃園となりましたが、地元からの要望で模擬天守だけは残すことになり現在に至ります。 城の中には入ることはできませんが、周辺の桜を鑑賞しながらお花見をする地元の人や観光客で春は賑わいます。 京都の桜スポットを一挙放出 有名なスポットから地元民しか知らない穴場スポットも!?

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上品蓮台寺桜20250407-4

ギャラリー

2025/4/13

京都 上品蓮台寺の桜

北区の上品蓮台寺は真言宗智山派の寺院で本尊は延命地蔵菩薩。 創建は聖徳太子とされ、960年に宇多法皇の勅願により寛空僧正が再建した際に寺号を上品蓮台寺に改めたといわれています。 応仁の乱で焼失後、性盛上人が再建した際に伽藍が12の子院も存在していたことから十二坊という名でも呼ばれていましたが、現在は3院になります。 京都の桜スポットを一挙放出 有名なスポットから地元民しか知らない穴場スポットも!?

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正法寺桜20250409-14

ギャラリー

2025/4/13

京都 正法寺の桜

京都市の大原野エリアに位置する正法寺は東寺真言宗の寺院で創建は749~757年の間と伝わります。本尊は三面千手観世音菩薩。 境内全体で600tに及ぶ巨岩があることから通称「石の寺」とも呼ばれます。 庭園の宝生苑は東山連峰を借景としており中央の紅枝垂桜があり、庭石の形が象、フクロウ、獅子、蛙、兎、亀などの16種類の動物の形に似ていることから鳥獣の石庭とも呼ばれています。 参道右手に見える遍照塔は明治時代に日清戦争の慰霊のため高台寺に建設されたものを平成に入って正法寺に移築されました。 大原野神社の鳥居の正面 ...

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西雲院桜20250407-4

ギャラリー

2025/4/12

金戒光明寺塔頭 西雲院の桜

今回撮影したスポットは観光客がまず知っているはずがない桜の穴場スポットです。 西雲院は金戒光明寺の塔頭で、場所は真如堂から歩いて2分ほど。 会津藩藩主・松平容保が京都守護職に就任した際、本陣が金戒光明寺に置かれました。 西雲院は京都で亡くなった会津藩士の菩提寺となっており、墓地にはどなたでもお参りできるようになっています。 西雲院に桜があるのは、京都に住んで5年になる管理人も初めての発見で、境内の墓地から1本だけ咲く桜がかなり壮大な印象を受けました。 京都の紅葉穴場スポット 金戒光明寺塔頭 西雲院の紅葉

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立本寺桜20250407-5

ギャラリー

2025/4/12

京都・立本寺の桜

立本寺は上京区にある日蓮宗の寺院。洛中法華二十一ヶ寺本山の一角でもあります。 管理人は京都に来て2025年で5年目になるのですが、立本寺の桜は初めて見ました。 かなりの規模の桜の光景を目にして、個人的な京都桜ランキングで上位に入りそうなほどのお気に入りになりました。 本堂を正面に見る桜 祖師堂 刹堂朝6時台に訪れたときは中で朝の法要が行われ、境内が太鼓の音やお経が響いていました。 桜の雲海に浮かぶ本堂の屋根 管理人お気に入りの撮影スポット。刹堂の右側から桜、奥に本堂を見る構図です。

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大原野神社桜20250409-2

ギャラリー

2025/4/10

大原野神社の千眼桜

2024年は大河ドラマの「光る君へ」の影響で注目を浴びた大原野神社。紫式部の氏神が大原野神社であり、代表作の源氏物語にもこの地が登場します。 創建は784年、長岡京遷都の際に藤原氏の氏神の奈良の春日大社から勧請されたことに始まります。 大原野神社には千眼桜と呼ばれる珍しい桜が咲いており、満開を迎えてから3日後には散り始めることから「幻の桜」とも呼ばれています。 大きさとしては仁和寺の御室桜より少し背が高いくらい。 朝8時くらいから陽が当たり始めます。 訪れた日の2日前に満開を迎えたとのことで、すでに青葉が ...

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高瀬川桜20250408-2

ギャラリー

2025/4/8

高瀬川の桜(花筏)

高瀬川の桜は木屋町通の二条から七条あたりまでが桜が綺麗に咲く場所です。 桜が満開後に散り始めたとき、川に貯まった花びらが筏のような形を形成する光景はカメラマンたちの間で花筏と呼んでいます。 今回撮影した花筏は蛸薬師通の少し北側になります。 花筏もいいのですが、管理人は水面に反射した桜のほうが好みです。 十数メートルにわたっての花筏 なぜ花筏ができるかというと、このように木の板で花びらが堰き止められているからですね。 哲学の道でも同じように花筏が作られていますので、ぜひ見てみてください。 京都 哲学の道の桜

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楊谷寺桜250405-2

ギャラリー

2025/4/7

長岡京市 楊谷寺の桜

2025/04/05撮影 花手水の寺として知られる楊谷寺。今回は境内には入らず、反対側の丘に咲く陽光桜を撮影しました。 アクセス

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光明寺桜20250405-3

ギャラリー

2025/5/11

長岡京市 光明寺の桜

秋はもみじ参道で人気を集める光明寺ですが、春は表参道や、御影堂前の桜が綺麗です。 アクセス 長岡京市 光明寺の青紅葉

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勝持寺桜20250405-9

ギャラリー

2025/4/7

勝持寺の桜

天台宗の寺院で山号は十輪寺と同じ小塩山。 創建は679年、修験道の開祖でも知られる役行者と伝えられ、791年に桓武天皇の勅を奉じて伝教大師が再建。 歌僧の西行がここで出家し、西行が植えた桜は西行桜と称され、寺の通称は花の寺。 アクセス

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長岡天満宮桜20250405-6

ギャラリー

2025/4/27

長岡京市 長岡天満宮 八条ヶ池の桜

2025/04/05撮影 長岡京市の長岡天満宮は菅原道真が京都から太宰府に左遷された際、ここに立ち寄って名残を惜しみ自作の木造を祀ったことが創建の由来です。 1638年に八条宮智忠親王が八条ヶ池を造営し、キリシマツツジの名所としても知られています。 八条ヶ池の周りには桜並木があり、ライトアップも行われます。 アクセス 長岡天満宮のキリシマツツジ

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向日神社桜20250405-7

ギャラリー

2025/4/6

向日神社の桜

2025/04/05撮影 平安京の前の都、長岡京に鎮座していた向日神社は遷都の前の718年創建とされています。 御祭神は向日神、火雷神、玉依姫命、神武天皇の4柱。 重要文化財の本殿は三間社流造という建築様式で、明治神宮本殿のモデルになったとも言われます。 両脇の桜のトンネルから伸びる参道が有名な撮影スポットですが、観光客は非常に少なく地元の人がゆったりと桜を鑑賞したり散歩をしていました。 アクセス

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噴水公園桜20250405-2

ギャラリー

2025/4/6

向日町噴水公園の桜

2025/04/05撮影 阪急西向日駅の南東に位置する噴水公園は閑静な住宅街の中にある小さな公園です。 住宅が並ぶ通りには多くの桜があるのですが、京都市内に比べるとほぼ観光客はおらず、地元の人に親しまれている桜スポットという印象です。 アクセス

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京都桜スポット

観光スポット

2025/5/11

京都の桜スポットを一挙放出 有名なスポットから地元民しか知らない穴場スポットも!?

春の京都は2月下旬ごろから早咲きの桜が開花し、5月上旬ごろまで遅咲きの桜が咲くので2ヶ月近くも桜を鑑賞することができます。 有名な桜スポットは日本人、外国人で大混雑しますが、それでも見る価値のある桜が多いです。 今回は管理人が過去に巡った桜の名所、穴場スポットを含め、一挙紹介します。 写真をクリックすると、詳細ページを見ることができます。 目次 東山区三条大橋円山公園知恩院法観寺・八坂の塔祇園白川・巽橋蹴上インクライン豊国廟上京区本満寺本法寺妙顕寺水火天満宮立本寺京都御苑一条戻橋中京区六角堂(頂法寺)神泉 ...

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グルメ レストラン

2025/3/20

MKバイキングの閉店感謝祭に行ってきた! 800円の破格のバイキングも2025年で見納め

上賀茂神社から北に歩いて10分ほど。MKボウル上賀茂というボウリング場、ゲームセンターなどのアミューズメント施設の中にあるMKバイキング。平日は800円、休日は1100円という破格の価格でのバイキングを提供しているレストランです。 しかし近年の原材料や人件費の高騰を受け赤字続きに...ついに2025年3月20日をもってMKバイキングの閉店が決定してしまいました。 閉店に伴い、1日400食限定で創業当時の400円という破格の値段で3日間の感謝イベントが行われます。それぞれの日でバイキングの内容が変わり、3月 ...

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上賀茂神社 雪化粧

ギャラリー 雪化粧

2025/3/19

上賀茂神社の雪化粧

3月後半となった2025/3/19 この日は朝から季節外れの低温となり、市内中心部でも雪が降り始めました。限りなく雨に近い雪となりましたが、市内北部の上賀茂神社ではうっすらと雪化粧が見られました。

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仁和寺 桜

京都検定

2025/4/10

京都検定対策 京都で固有名称のある桜と天然記念物

今回は京都検定対策の記事です。特に2級以上受験の方におすすめの記事となり、公式テキストには記載の無い範囲まで紹介しています。 京都の有名な桜スポットと言えば、醍醐寺、仁和寺、円山公園、蹴上インクラインあたりが知名度が高く、地元民も観光客も殺到する場所になります。 一般的に桜といえばオーソドックスなソメイヨシノになるのですが、少し品種が違ったり、色や咲く時期が違ったり、固有名称があったりと、特殊な事情を持つ桜も京都にはたくさんあります。 公式テキストに記載のある桜と、テキストには記載が無く、もしかしたら2級 ...

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京都検定

2025/3/15

2025年、京都検定2級受験します

管理人の2025年の目標、それは「京都検定2級に合格」することです!京都観光系のブログ運営者として、京都検定くらい持っていないと恥ずかしいですからね! 京都検定は、京都の寺社や食文化、伝統行事、文化施設など、京都に関わる幅広いジャンルの知識が問われる検定で、京都好きな人、観光業に勤めている人などから支持を受けているようです。 例えば、どのような問題が出てくるのか。2024年に行われた3級、2級の問題を一部ピックアップ。 3級足利尊氏が後醍醐天皇の冥福を祈るために夢窓疎石を開山に迎えて建立し、嵐山と亀山を借 ...

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当サイトについて

2025/3/15

当サイトを立ち上げたきっかけや、京都移住以前の京都との関わりについて

当サイト「京都観光のすゝめ」は2021年に個人でサイトを立ち上げて2025年3月時点で5年目になる。今では京都の四季の写真や神社仏閣の御朱印、和菓子などの京都のグルメ、京都の暮らし情報など、多岐にわたる京都に関わる情報を発信しているのだが、このブログの創設期の頃を知る者は、ほぼいない。 最近、京都の移住者との接点が増えてきて、移住者の京都への想いを直接聞いていると、自分が京都に移住したときのことをふと見つめ直したいと思った。 そこで本記事ではなぜ管理人が当サイトを運営しているのか、これまでの人生での京都の ...

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京都の寺院を宗派別に紹介 塔頭から大本山、総本山まで 多い宗派はどこなのか

京都の寺院宗派別

日本で5番目に寺院の数が多い京都府の中で、管理人が巡った寺院を宗派別に分けてご紹介します。

詳しく見るのボタンをクリックしてただくと各寺院の歴史、見どころ情報などを記載しております。

北法相宗

清水寺

北法相宗 清水寺

京都市東山区の清水寺は京都では一番の有名スポットです。
学生時代に一度は修学旅行で訪れたことがある方が多いでしょう。
清水寺の一番の見どころはやはり、清水の舞台。
清水の舞台から飛び降りる‥ということわざの由来の場所です。
春は桜、初夏には新緑、秋の紅葉、冬の雪化粧と一年を通して足を運ぶ楽しみがあります。

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律宗

壬生寺

京都府では7箇所程度しかない律宗の寺院。律宗は唐から鑑真により伝えられ奈良時代に栄えました。
壬生寺は平安遷都から200年後の991年に創建され、江戸時代幕末期には新撰組の訓練場として使われていました。
境内には近藤勇、芹沢鴨ら隊士の墓所壬生塚、近藤勇胸像、土方歳三胸像があります。

天台宗

真正極楽寺(真如堂)

天台宗 真如堂

京都市左京区の真如堂は、京都市内の天台宗では最も規模が大きい寺院です。
一般的には真如堂の名前で知られていますが、正式には真正極楽寺といいます。
本堂には本尊の阿弥陀如来に加えて、不動明王、千手観音も祀られています。
そして真如堂の象徴ともいえる三重塔は実は創建は江戸時代と比較的歴史が浅い建造物です。
紅葉の季節には多くの観光客が足を運ぶ紅葉の名所の一つです。

真如堂について詳しく見る

三十三間堂

天台宗 三十三間堂

建物の正式名称は蓮華王院本堂、東大路通に面している妙法院の境外仏堂です。
建物内の端から端までズラリと並ぶ千手観音像ですが、一体一体のお顔が違うそう。
今はもう会えないあの人に会いたいと思いながら、一体一体の顔を見ていくと会いたい人にそっくりな仏像に出会えるそうです。
普段は拝観が有料ですが、毎年春に開催される春桃会の日は無料開放されるのでおすすめです。

三十三間堂について詳しく見る

廬山寺

廬山寺 天台宗

紫式部の邸宅跡にある廬山寺。
あの源氏物語が執筆されたのもこの地です。
昭和40年に整備された源氏庭には源氏物語にも登場した桔梗が植えられ、夏にかけて花開きます。
節分の日には追儺式鬼法楽という節分会で、退治の儀式が行われることで有名です。
京都在住の方は新聞やテレビで見たことがある方も多いでしょう。

浄土宗

知恩院

知恩院 浄土宗

八坂神社から円山公園にかけて散策していると目に入ってくる巨大な三門は京都三大三門の一つに名前が挙がります。
今でこそ敷地面積が広く有名な寺院ですが、創建当初は規模が小さく、浄土宗の信仰が強い徳川家康によって大きく発展を遂げました。
日本最大級の梵鐘でも有名で除夜の鐘を鳴らす際には17名もの僧侶が心を合わせて打ち鳴らす光景は圧巻です。
近年は直接参拝しなくともYouTubeによる配信が行われているのは時代の流れを感じます。

禅林寺(永観堂)

浄土宗 永観堂

「もみじの永観堂」として古今和歌集で詠われているだけあって、境内の紅葉は圧巻です。
特に多宝塔と阿弥陀堂を背景に、紅葉が放生池に映り込む光景が人気の撮影スポットです。
紅葉ライトアップはおそらく清水寺に次ぐ人気がありますので、拝観の混雑には覚悟が必要です。

永観堂について詳しく見る

金戒光明寺

浄土宗 金戒光明寺

近隣住民からは「くろ谷さん」で親しまれている金戒光明寺は幕末に京都守護職の本陣が置かれた場所でもあります。
本陣が置かれた理由は、比較的高台にあり京都の地を見渡せること、御所にも近いため防衛拠点としては絶好の場所であったからです。
実は金戒光明寺を防衛拠点として考えていたのは徳川家康の時代まで遡り、家康は大阪からの敵襲にいち早く気付く、いざとなれば御所まですぐに駆けつけることができることを重視して金戒光明寺を整備したと言われています。

栄摂院

浄土宗 栄摂院

金戒光明寺の塔頭寺院で、通常は非公開ですが紅葉の季節のみ特別公開されます。
門外からでも目に付く1本の紅葉が鮮やかで力強く、思わず惹きつけられるような感覚で見入ってしまいます。

浄土真宗

西本願寺

浄土真宗 西本願寺

浄土真宗本願寺派の本山。
起源は東山から始まり、その後場所は転々とし、現在の地に移ったのは1591年のことです。
御影堂で毎朝6時から行われるお勤めは無料で参加でき、みなさん思い思いの時間を過ごしています。

瑠璃光院

浄土真宗 瑠璃光院

京都八瀬の瑠璃光院は写経机に紅葉が反射する紅葉リフレクションで絶大な人気を集め、秋の拝観予約は多くの人が殺到し、拝観が叶わないこともあります。
通常は非公開で、春と秋の期間しか公開されませんが、人生で一度は訪れたい場所です。
春の特別公開中は写経体験もでき、お土産に写経に使用したボールペン、近隣のルイ・イカール美術館のチケットもついています。


瑠璃光院について詳しく見る

日蓮宗

本能寺

日蓮宗 本能寺

日本人で本能寺を知らない人はいないほど知名度のある寺院です。
あの本能寺の変が発生した場所は現在の地ではなく、元本能寺町という場所になります。
本能寺の変後豊臣秀吉によって現在の地に移されました。

本満寺

本満寺 日蓮宗

日蓮宗本山の本満寺。
桜の季節には観光サイトやSNSで取り上げられる有名なスポット。
1本の枝垂れ桜はあの円山公園の姉妹樹でもあります。

本満寺について詳しく見る

妙伝寺

妙伝寺 日蓮宗

日蓮宗本山の妙伝寺は1477年に創建。
宗祖日蓮の遺骨を奉安し、総本山である身延山久遠寺の守護神七面天女を安置することから西身延とも呼ばれています。
京都祇園にある南座で年末に開かれる「顔見世」中に劇場前に飾られるまねき看板が描かれる場所がこの妙伝寺です。

妙顕寺

日蓮宗 妙顕寺

妙覚寺

日蓮宗 妙覚寺

日蓮宗三具足山のひとつである妙覚寺は1378年に四条大宮で創建、下妙覚寺町に移り織田信長の宿所となりましたが、本能寺の変で消失。
信長は京都での宿泊の際、18回をこの妙覚寺を使用しました。
本能寺に宿泊した回数は3回と数少なく、このわずかな回数の3回目で明智光秀の襲撃にあって命を落としてしまいました。妙覚寺では初夏と秋に特別拝観が行われ、信長に振舞われた食事の展示や、本堂前の法姿園に並ぶ紅葉を楽しめます。

常寂光寺

常寂光寺青紅葉-7

真言宗

仁和寺

真言宗 仁和寺

真言宗御室派の総本山。

仁和寺について詳しく見る

東寺

東寺 真言宗

平安遷都の際、西寺とともに創建されましたが、どちらも度重なる火災で衰退、西寺は廃寺となりましたが、東寺だけは現代に残っています。
新幹線からも見ることができる五重塔は奈良の法隆寺よりも高く、木造建築では日本で一番の高さを誇ります。

東寺について詳しく見る

観智院

観智院 真言宗

神護寺

神護寺紅葉-20

清和院

真言宗 清和院

平安時代前期の第56代天皇である清和天皇の邸宅でした。
当初は京都御苑内にあったため、現在でも御苑東に清和院御門の名前が残っています。
現在の地に移ったのは江戸時代初めのことです。
ご本尊は清和天皇の姿を模しており、清和地蔵尊と呼ばれています。
本堂には洛陽三十三ヶ所観音霊場第33番札所本尊の聖観音も祀られています。

智積院

真言宗 智積院

真言宗智山派の総本山。
国指定の名勝庭園は「千利休好みの庭」と称されます。
広大な境内は梅、紫陽花、ツツジ、桔梗、紅葉と四季折々の景色を楽しめます。

泉涌寺

泉涌寺 真言宗

皇室との関わりが深く、「御寺」とも称される泉涌寺は、創建当初仙遊寺という名前でしたが、境内に泉が湧き出たことから「泉涌寺」と改名されました。
1242年に四条天皇陵が境内に造営されて以来、皇室の菩提所として「御寺」と称されました。
現在の境内には運慶作とされる釈迦・阿弥陀・弥勒三尊が安置されている仏殿、皇室の尊牌を安置する霊明殿、月輪陵・後月輪陵などの皇室陵墓があります。

泉涌寺について詳しく見る

今熊野観音寺

京都 今熊野観音寺 雪

泉涌寺が開いた法輪寺が始まりとされ、左大臣藤原緒嗣が整備を始め子の春津が完成、名を仙遊寺と改められました。
寺の観音堂が観音信仰の隆盛から有名となり名が観音寺となっていったとされます。
江戸時代には西国三十三所観音霊場15番所として栄えました。
鳥居橋を通過した先にある子まもり大師は観音寺を開設された方で、本堂ではお子さんやお孫さんの健康、学業、交通安全などのご祈祷を受け付けています。

臨済宗

金閣(鹿苑寺)

金閣寺 臨済宗

臨済宗相国寺派の寺院で、相国寺の境外塔頭です。
足利義満によって創建という印象が強いですが、寺として改められたのは義満の死後になります。
名勝にしていされた庭園に佇む金色の舎利殿は日本のみならず、世界中で知名度が高いスポットです。

金閣寺について詳しく見る

法観寺

法観寺 八坂の塔 雪化粧

臨済宗建仁寺派の寺院で、八坂の塔で親しまれる五重塔は京都の象徴。
休業日が多く、タイミングが合わないとなかなか拝観ができません。
運良く拝観できた日には五重塔の第二層まで見学が可能で、第一層には五智如来が安置されています。

南禅寺

臨済宗 南禅寺

臨済宗南禅寺派の大本山で京都五山で別格の格式を誇ります。
歌舞伎での石川五右衛門の台詞、「絶景かな、絶景かな」で有名な三門、境内に現れるレトロな水路閣、春の桜、秋の紅葉と見どころ満載。
三門は日本三大三門に名が挙がります。

南禅寺について詳しく見る

龍安寺

龍安寺 紅葉

臨済宗妙心寺派の寺院。
平安貴族の徳大寺家の山荘を細川勝元が妙心寺の義天を開山に招き創建、細川家の菩提寺となりました。
石庭は1499年に造営され、白砂の上に大小15個の石が配置、虎が子供を連れているように見えることから「虎の子渡しの庭」とも言われています。

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銀閣(慈照寺)

銀閣寺 雪

相国寺の境外塔頭寺院。
足利義満創建の金閣寺とは対照的に東山文化を象徴するわびさびを感じさせる建造物が銀閣と呼ばれる観音殿になります。
観音殿は2層からなり、1層は書院造りの住居、2層は観音像を安置します。

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大徳寺

臨済宗 大徳寺

臨済宗大徳寺派の大本山。
1315年に創建され、後に焼失するも一休和尚により再建。
勅使門から山門、仏殿、法堂、方丈が南北に並ぶ七堂伽藍が完備しています。

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東福寺

東福寺 新緑 青紅葉

臨済宗東福寺派の大本山。
境内の渓谷に架かる通天橋、臥雲橋から眺める紅葉は絶景で、京都でも屈指の人気を誇ります。
法堂にはかつて高さ15mを超える釈迦如来像が安置されていましたが明治の火災で焼失、現在の本尊は塔頭寺院から移されたものになります。

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相国寺

相国寺新緑青紅葉

臨済宗相国寺派の大本山で、京都五山の第二位。
14世紀末に足利義満により創建。最盛期には144万坪の広大な敷地に50を超える塔頭寺院を有していました。
現在は境内に13の塔頭寺院、境外塔頭に金閣寺と銀閣寺を有しています。
法堂は現存する日本最古の建造物で、天井には蟠龍図が描かれており、絵の下で手を叩くと堂内で音がこだますることから鳴き龍として親しまれています。

建仁寺

建仁寺 双龍図 ライトアップ

京都五山の第三位。
1202年に源頼家によって創建された京都最古の禅寺。
開山には栄西が迎えられた。

天授庵

天授庵 紅葉 臨済宗

臨済宗南禅寺の塔頭寺院。
1339に南禅寺開山である無関普門を祀る開山塔の建立を機に創建されました。
白砂と苔の美しい枯山水の東庭、南北朝時代の古庭の味わいをもつ池泉回遊式の南庭があります。

勝林寺

臨済宗 勝林寺 紅葉

臨済宗東福寺の塔頭寺院で、近年は可愛い御朱印や桜、紅葉のライトアップがSNSで人気を集めています。
京都に足を運べない方にも御朱印と御朱印帳のオンラインショップもあります。
通常は8名以上の団体しか拝観できませんが、春と秋は個人の方にも特別公開が行われ、東福寺で安置されていた毘沙門天立像などがご開帳されます。

等持院

臨済宗 等持院 紅葉

臨済宗天龍寺派の等持院は嵐電北野線の駅名にも入る寺院です。
足利尊氏が天龍寺庭園を作園した夢窓疎石を迎えて創建、以来足利家歴代の菩提所となりました。
霊光殿には足利尊氏が信仰した利運地蔵尊を本尊として足利歴代将軍と徳川家康の像が安置されています。

天龍寺

臨済宗 天龍寺 紅葉

臨済宗天龍寺派の大本山。
京都五山第一位である天龍寺のみどころである曹源池庭園は夢窓疎石により作庭、背景に嵐山を取り込んだ借景式庭園になります。
法堂の天井には臨済宗特有の雲龍図が描かれています。

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宝厳院

臨済宗 宝厳院 紅葉

天龍寺の塔頭寺院。
紅葉と巨岩を配した庭園、獅子吼の庭は策彦周良禅師によって作庭され、「獅子吼」とは「仏が説法する」という意味を持ちます。
嵐山の紅葉でトップクラスの人気があり、夜間ライトアップも行われます。

六道珍皇寺

六道珍皇寺 閻魔堂

冥界の王である閻魔大王を祀る臨済宗建仁寺派の寺院でかつての埋葬地であった鳥辺野への道筋にあり、埋葬前はここで法要が行われていたと言われています。
嵯峨天皇に仕え、夜は境内の冥土がよいの井戸を通って冥界に行き閻魔大王の補佐を務めていたという小野篁も閻魔堂で閻魔大王の隣に並んでいます。
特別公開時には本堂の薬師如来を含む寺宝の他、冥土通いの井戸、黄泉がえりの井戸の公開が行われます。

曹洞宗

源光庵

源光庵悟りの窓迷いの窓紅葉2

1346年臨済宗⼤徳寺2代・徹翁国師によって開創され、1694年に卍⼭禅師によって曹洞宗に改められました。
本堂からは悟りの窓、迷いの窓の2つの窓から庭園を望むことができます。

詩仙堂

曹洞宗 詩仙堂 紅葉

1641年に三河の武士であった石川丈山が開いた草庵が起源。
1641年(59歳)から90歳で亡くなるまで30年間を詩仙堂で暮らしました。
中国歴代の詩人36人(三十六詩仙)の肖像画を狩野探幽に描かせ、堂内に掲げたことから詩仙堂の名で知られるようになります。
曹洞宗の寺院になったのは昭和41年のことで、「六六山 丈山寺」が正式な寺号です。

黄檗宗

浄住寺

浄住寺青紅葉-2

810年に建立された嵯峨天皇の勅願寺。
当時は天台宗の寺院でしたが、1687年に葉室頼孝により再興され黄檗宗の寺院となりました。
普段は非公開ですが初夏の青紅葉の季節と秋の紅葉の季節には特別公開が行われます。

単立宗教法人

法然院

法然院新緑青紅葉

浄土宗から独立した単立宗教法人になった法然院。
三門から眺める庭園がまるで額縁に入ったような構図で撮影できることから有名な撮影スポットとなっています。
東山中腹に位置することもあり、境内周辺は森林に覆われており、特に新緑の季節は緑に魅了されます。

大雲院

大雲院 祇園閣

浄土宗系の単立寺院。
ねねの道沿いで一際目立つ祇園祭の山鉾のような形をした建物は祇園閣と言い、大倉財閥創設者の大倉喜八郎により1927年に建立。

宝筐院

宝筐院 紅葉

臨済宗系の単立寺院で、室町幕府の二代将軍足利義詮の塔所になります。
回遊式庭園は季節ごとに花を楽しめますが、特にモミジが多く、初夏は鮮やかな新緑、秋は真っ赤に染まる紅葉を鑑賞できます。

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安楽寺

安楽寺 紅葉

哲学の道近くの安楽寺は浄土宗系の単立寺院で通常は非公開ですが、春と秋の一部期間で特別公開されます。
法然の弟子である住蓮と安楽が鹿ケ谷草庵を結んだことが始まりです。
真空益随上人が本堂で修行中、阿弥陀如来から夏の土用の頃に、当地の鹿ヶ谷カボチャを振る舞えば中風にならないとの伝えを受け、以降毎年7月にはかぼちゃが接待されます。

六角堂

六角堂の桜

天台宗系の単立寺院。
境内には587年に聖徳太子が沐浴をしたとされるため池があり、その後この地に六角堂が創建されました。
平安京造営の際、通りの真ん中に位置してしまった六角堂は取り壊されそうになりましたが、翌日に自ら15m移動し取り壊しを免れたという言い伝えがあります。
このとき大きな石だけが通りに残されてしまい、場所がちょうど京都の中心部に位置していたため「へそ石」という名前がつきました。
しかし道の真ん中で通行の妨げになったためへそ石は現在の境内の中に移されました。

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