今回訪れたのは、京都市内中心部から北へ向かった八瀬エリアにある天台宗の寺院「蓮華寺」です。
この周辺には、紅葉のリフレクションで有名な「瑠璃光院」があり、秋になると多くの観光客が訪れる人気エリア。
そんな八瀬エリアには、実はもう一つ美しい庭園を楽しめるお寺があります。
それが今回訪れた蓮華寺です。
秋の紅葉が美しいことで知られていますが、春から初夏にかけての青もみじも非常に美しく、比較的静かに庭園を楽しめる穴場的なスポットです。
今回は5月に訪れ、境内を彩る美しい青もみじと庭園をゆっくりと鑑賞してきました。
蓮華寺についてサクッと紹介

蓮華寺の歴史は江戸時代初期にさかのぼります。
1661~1673年に、加賀藩前田家の家臣だった今枝重直が出家し、この地に居住していました。
今枝重直は、武将であると同時に文化人としても知られ、詩仙堂を造営した石川丈山や、狩野派を代表する絵師狩野探幽らとも交流があったと伝えられています。
その後、重直の孫である今枝近義が祖父の徳を慕い、もともと七条塩小路にあった蓮華寺を現在の地へ移しました。
そして、比叡山延暦寺の実蔵坊の末寺としたのが、現在の蓮華寺につながっています。
蓮華寺の見どころとして、特に有名なのが書院から眺める庭園です。
書院の東側には池を中心とした池泉回遊式庭園が広がっており、池には「鶴島」や「亀島」などが配されています。
この庭園は、石川丈山の作と伝えられている江戸時代の名園の一つ。
庭園を眺めていると、池と石、苔、そして周囲の木々が一体となったような美しい景観を楽しむことができます。
蓮華寺の御朱印

今回いただいた御朱印は1体300円。
この日はたまたま書き置きのみの対応でしたが、基本的には直接記入していただけるようです。
御朱印の中央に書かれている文字は「瑞光(ずいこう)」です。
あまり日常では使わない言葉ですが、「瑞光」とは文字通り、めでたい兆しを示す神聖な光を意味する言葉です。
- 瑞(ずい)=めでたい、吉兆、縁起がよい
- 光(こう)=光、輝き
特に仏教の世界では、仏や菩薩から発せられる神聖な光や、仏の出現を示すありがたい光を表す言葉として使われます。
蓮華寺を訪れた記念として、庭園の美しさとともに御朱印をいただくのもいいですね。
蓮華寺の御朱印をいただける場所
御朱印は拝観受付と同じ場所でいただくことができます。
蓮華寺の拝観時間・拝観料
拝観時間:9:00~17:00
拝観料:500円
蓮華寺へのアクセス・交通情報
| 電車 | 叡山電鉄「三宅八幡駅」から徒歩約7~10分 |
| バス | 京都バス「上橋」バス停から徒歩約1分 |
| 車 | 専用駐車場あり(数台程度) |
| 自転車 | 専用駐輪場はありませんが、駐車場の空きスペースを利用できる場合があります |
